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ボランティア

【参加者募集】福島県春のボランティア&スタディーツアー

日程
2025年2月17日~20日
場所
福島県双葉郡大熊町
日程
2025年2月17日~20日
場所
福島県双葉郡大熊町
内容

中央大学ボランティアセンターでは、福島県双葉郡大熊町において、2021年度にオンラインで現地とつなぎ、2022年8月にはスタディーツアー、2023年、2024年2月には春ボラを行っています。

震災から13年目が経っても未だ多くの社会課題を抱えた大熊町・富岡町において、現地の方々と関わりながら、スタディーツアーとボランティアを実施します。防災、エネルギー政策、地方創生など、様々な視点で考え学ぶ機会となる4日間となります。ぜひ皆さんのご参加をお待ちしております。

◎内容:福島県双葉郡大熊町・富岡町でのボランティア、スタディーツアー
◎主催:中央大学ボランティアセンター
◎対象:中央大学学部生
◎日時:2025年2月17日(月)~20日(木) 3泊4日
◎場所:福島県双葉郡大熊町、富岡町
 宿泊は「ほっと大熊」https://okumakouryu.jp/hotokuma
◎定員:18名 ※定員を上回る応募があった際は抽選となります
◎かかる経費:自宅から現地までの交通費、期間中の食費、ボランティア保険代(未加入者)
※宿泊費は、大学から補助しますので、皆さんの金銭的負担はありません。現地では貸切バスで移動します。
◎今後のスケジュール:
・1月8日(水)09:00〆切 ※締切時間に注意してください!
・1月14日(火)または1月17日(金)の昼休みに、多摩キャンパスのボランティアセンターにて、オリエンテーションを行います。オンライン参加も可能です。参加決定者はどちらかに必ず参加してください。
・1月31日(金)9:00 承諾書〆切

◎持ち物:汚れてもいい服、汚れてもいい靴、軍手、お泊りセット(シャンプー、リンス、ドライヤーなどはあります)、雨具、ノート、筆記用具、食費

◎参加条件
・決定後には、オリエンテーションを必ず受講すること
・親権者の同意を得た「承諾書」を提出すること(メール提出)
・活動後の事後レポートを提出すること
・ボランティア保険へ加入すること(天災プラン)

◎スケジュール(予定のため、変更する可能性あり):
<1日目>
11:05 JR常磐線・大野駅集合
11:10 大野駅発          
11:40 昼食
13:00 オリエンテーション、大熊町、富岡町の概要
14:00 廃炉資料館訪問
16:00 移動 、夕食、振り返り、入浴

<2日目>           
 8:00 宿泊場所出発、移動
 8:20 ボランティアワーク(ネクサスファーム)
12:00 昼食
13:00 ボランティアワーク(ネクサスファーム)
14:30 中間貯蔵工事情報センター訪問
16:30  移動、夕食、振り返り、入浴

<3日目>              
 8:30 宿泊場所出発、移動
 9:30 ボランティアワーク(もーもーファーム)
12:30 移動・昼食
14:00 大熊インキュベーションセンター訪問(講話、ワークショップ)
16:30  移動 、夕食、振り返り、入浴

<4日目>           
 8:00 宿泊場所出発、移動
 8:30 ボランティアワーク(とみおかワインドメーヌ)
12:00 移動・昼食
14:00 富岡駅で解散


<昨年度の参加者の感想>一部抜粋しています

・岩手と宮城と違い、原発によって町の復興が遅れていること、帰還困難区域になったことによって助けられたかもしれない命があったかもしれないことを学んだ。箱ものを作るだけの復興が進み、自治会などのコミュニティの形成や買い物場所の無さなど、人に寄り添った支援が13年経った今でも不足している。

・ボランティアはただ単に無償で困っている人の手伝いをするものではなく、その活動を通してその地について深く知り、関わり、考えることのできるものだということが分かりました。そして、一緒に活動した仲間と共に意見を交換する場を設けることが大事だと思いました。もちろん、1人で参加して現地の人の役に立つ活動をするというのも良いですが、今回のように誰かと一緒に参加するときには普段できないような深い議論をすることによって得られることがあると改めて感じました。

・復興というのは福島県についてはまだまだ進んでいないものであった。人によって復興という言葉の解釈に違いがあると思うが、自分の中では被災地域の自治体が国からの復興のための交付金などの援助を受ける必要がなくなるほど、地域としての経済的自立、教育や自然の環境の整備が主体的になされる状態が維持されるといったことであると思う。今回の活動ではまさに大熊町の雇用創出としてのいちご農園であったり、生まれ変わった教育の場としての夢の森、里山保全を行うモーモーファームをお訪ねすることができた。これらの場所でそれぞれの方々がまさに自分達なりの復興へのプロセスを進めておられていて、それが合わさっていくことによって1つの復興した形としての新たな大熊町になっていくのだと思った

・東日本大震災から13年が経ち、他の地域が復興を進めていく中で大熊町と富岡町では直前まで避難区域に設定されており、立ち入りが制限されていた。直近では不通だった電車の区間の開通など明るいニュースもあるが、復興が遅れたことにより帰宅困難者が戻らない悲しい現状がある。ゼロから始まるまちづくり。震災で街が荒れ果ててもそこから新しく移住者が来る。環境は良い方向に変わる。そうした明るい未来を感じさせる活動内容だった。

・やはりこのようなツアーに参加する参加者というのは、何かしらの考えも持っているものだ。私はやはり、あまり意義を考えることはなく、言ってしまえばなんとなくこのツアーに参加したのである。ただ、参加したことによってここまでの思考を巡らせることができたため、そこは特に悪い事だと思っていないし、むしろ私もすばらしい考えをもったみんなについていけたと感じる。やはりボランティアに関する活動をしている者も多く、そうでなくても別の活動に力を入れていて、初日の初対面のときでは計り知れないほど多くの人の個性を感じることが出来た。このようなすばらしい人たちとは今後も関わっていきたいと思うし、何かしらのこの活動に関する話でもいいし、別の話でもいいから、深い話を語り合いたいものだ。

<申込> こちら

<お問い合わせ先:中央大学ボランティアセンター>平日10:00-17:00 ※12/25-1/6 閉室
Tel: 042-674-3487     Email: chuo-volunteer-grp@g.chuo-u.ac.jp