教養番組「知の回廊」
11月放送の第93回「バイオインフォマティクスによる新薬の発見」について
2013年11月28日

番組1シーン
【番組内容】
皆さんは、『バイオインフォマティクス』という言葉をご存じでしょうか?これは生物情報科学とも呼ばれ、生物学(バイオロジー)と情報技術(IT)の、ふたつの分野が融合してできた、新しい研究分野なのです。
私たち人間を含むすべての生き物は、生物の設計図とも言われる遺伝子を持ち、DNAの配列によって、生物学的な個性が決まります。人間のDNAは約30億個もの配列を持っていますが、それらをすべて読み解くためには、コンピュータと情報技術の力が必要となります。たとえば、がんやアルツハイマー病などを引き起こす遺伝子をコンピュータを使って特定できれば、その病気だけに合わせた新しい薬を開発することができるのです。
今回は新しい創薬の研究として、バイオインフォマティクスの世界を紹介します。
皆さんは、『バイオインフォマティクス』という言葉をご存じでしょうか?これは生物情報科学とも呼ばれ、生物学(バイオロジー)と情報技術(IT)の、ふたつの分野が融合してできた、新しい研究分野なのです。
私たち人間を含むすべての生き物は、生物の設計図とも言われる遺伝子を持ち、DNAの配列によって、生物学的な個性が決まります。人間のDNAは約30億個もの配列を持っていますが、それらをすべて読み解くためには、コンピュータと情報技術の力が必要となります。たとえば、がんやアルツハイマー病などを引き起こす遺伝子をコンピュータを使って特定できれば、その病気だけに合わせた新しい薬を開発することができるのです。
今回は新しい創薬の研究として、バイオインフォマティクスの世界を紹介します。