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3期連続! OECDが本学学生をアンバサダーに任命‼

2016年09月01日

 OECD(経済協力開発機構)の活動を大学生・大学院生が広報するOECD Student Ambassador(OECD 学生大使)プログラムの第3期メンバーに、松田夏歩さん(文3年)が任命されました。
 同プログラムは2014年度より開始されたもので、中央大学チームは第1期(2014年度)、第2期(2015年度)と連続して選抜されてきました。彼らの広報活動はOECDより高く評価され、第1期は特別賞、そして第2期は優勝に輝きました。
 今年度第3期は、プログラムの形式が変わり、異なる大学から選抜された、松田さんを含む計8名が、ひとつのチームとして2016年6月から2017年3月までOECDの広報活動を行っていきます。
 
~OECDとは~
 OECD(経済協力開発機構)は、ヨーロッパ諸国やアメリカ、日本など35カ国が加盟する国際機関です。一般の人々の暮らしをより良くするため、各国の政府に向けて経済や社会福祉を改善する政策を策定するよう提言しています。活動例としては、各国のデータを分析、比較等を行い国際的な基準を設定し、政策の調整・協力や意見交換を行っています。
 OECD東京センターでは、こうしたOECDの活動を若い世代に伝えるため、大学の学部・大学院に在籍する学生を対象に、「OECD Student Ambassador プログラム」を2014年より実施しています。

OECD Student Ambassador 2016-17
松田夏歩さん(文学部3年)

OECD学生大使に再挑戦!
 OECD Student Ambassadorの3期生として、他大学の学生メンバーと一緒に約9カ月間、活動します。
 第2期ではサポートメンバーの一人として参加していましたが、先輩たちに頼りきりになってしまったので、今度は主体となって活動に参加するために再挑戦しました。第3期は各大学から集まった学生たちが、一緒に広報活動を行います。他大学同士だからこそ、これまでの経験や、取り組みたい活動が違ってくると思います。メンバー全員が各自の役割を意識し、情報を共有していくことが、より重要になると思います。関東、関西の大学からメンバーが集まっている利点を生かし、所属大学とその周辺に限らず幅広い地域で活動していきたいです。
 そのほか、誰にでもできるPR活動ではなく、OECD Student Ambassadorになった私たちだからこそできる、中身のあるPR活動がしたい。OECD職員の方と濃い関わりを持ち、OECDの魅力をより身近に感じながら知識を深めていきたいです。サポートメンバーだった昨年度も、OECD職員の方とお話しする機会があり、国際機関や業務内容についてだけでなく、職員の方々の学生時代についても伺うことができました。「少しでも興味を持ったことには挑戦するべき」とアドバイスをいただき、「今、何をするべきか」を改めて考え直すことのできた有意義な時間となりました。職員の方々との関わりは、広報活動の向上だけでなく、メンバーの一人ひとりの成長にも繋がると感じました。

各自の役割を意識し、実行していきたいです!
 7月のキックオフミーティングでは、OECD東京センター副所長の樋口厚志さんからOECDについての説明を受け、各メンバーが自己紹介をしました。公務員志望の人や大学院生の人、広告を学んできた人など、経験も豊かで多彩なメンバーです。とても刺激になりました。インターンと違い、自分たちで考えて広報できることが面白いですね。しかしその一方で、私にできることは何か……と考えてしまいました。導き出した答えは、「発言しやすい雰囲気を作る」。離れた地域からメンバーが参加しているため、意見の共有が大切になってくると思います。私はそこで、ファシリテーターのような役割を担いたいと考えています。
 前回の話し合いで決めたことは、まず、私たち自身のOECDに対する知識を深め、捉え方を統一することでした。今後は広報するターゲットを分析して、効果的な広報活動を展開していく予定です。これらの活動を通じて、OECDに対する認知度を広げ、先生や学生たちがOECDのデータを活用してくれるようになればいいなと思っています。

学生時代の今しかできないことは、たくさんある!!
 

第3期 OECD Student Ambassador を務めるメンバー

私は気になったこと、面白そうと感じたことは、とにかく関わってみたいタイプです。学生時代の今しかできないことが、たくさんあると思います。私は大学1年生の時、先輩たちが主催していたOECDの学内セミナーに誘われたことで、初めて存在を知りました。当時は何気なく参加しましたが、2年生になりサポートメンバーを務めてみて、先輩たちの大変さをようやく知りました。やってみなければ分からないことが、本当に多いです。
 やらずに後悔するより、やって後悔したい。色々と挑戦して、自分の知識、経験を積んで、人間として成長していきたいです。精一杯、活動に携わり、プログラムに参加した人だけが得られる特別な経験をしっかりと積んでいきたいと思います。