多摩キャンパスの学生生活サポート

【実施報告】2025年度災害救援ボランティア講座を実施しました

災害時に自らが被災者とならず、また自らがその場においてリーダーとなり、一人でも多くの人を救い、被害を最小限度にくい止める活動を行うことができるよう、実践的な防災の基礎知識と応急手当活動などの救命技能を学び、学生の非常時対応力の向上に繋げることを目的として、下記の通り、災害救援ボランティア講座を開催しました。

 

日  時:2025年9月16日(火)~9月18日(木) 9:00~17:00

会  場:茗荷谷キャンパス2階教室 ※9月18日(木)午前のみ池袋防災館

講  師 災害救援ボランティア推進委員会(総務省消防庁・NHK後援)

募集定員:本学学部学生40

参加人数: 15

内  容:9月16日(火)
                 終日:上級救命技能講習
               9月17日(水)
               終日:講義、グループワーク
        災害救援ボランティアの基本
                 出火防止と初期消火
                 災害想像力を養う3:3:3ワークショップ
              9月18日(木)
      午前:池袋防災館での災害疑似体験
      午後:講義、グループワーク
      災害対策の基本
      災害ボランティア活動の安全衛生と図上演習

 

3日間の講座を受講し、成果が確認された学生には、セーフティリーダー認定証(災害救援ボランティア推進委員会)と上級救命技能認定証(東京消防庁)の二つの認定証が交付されました。

 

参加者の声(実施後アンケートより抜粋):

・心肺蘇生や三角布を用いた応急手当、AEDの使い方など保健の教科書で見たことあっても実際に使ったことがないもの、やり方がわからないことを訓練できて、もしもの事態にも対応できる知識を身につけられたことに安心した。震度7を体験してみたことで災害にそなえようという気持ちが強まったし、想像してもしきれない恐怖が少しはイメージできるようになった。
・上級救命講習では、AEDも使ってみないと緊急時にはすぐに使えないと改めて実感しました。
この講座を通じて使用方法を学ぶことができたので、今後は使えそうです。(使わないことを願いますが)。また、3・3・3では、具体的な行動をイメージすることで「何が必要なのか」という具体的な今後の備え方を学ぶことができました。自分に合ったものを用意したいです。防災館では始めて消火器を使いました。想像以上に簡単でした。自宅におそらく消火器がないので、買っておこうと思いました。
・心肺蘇生やAEDの使い方を知っていたが、改めて確認することができ、とても良い機会になったと思う。「勇気」が必要であるなと思った。また、災害の話では、私は淡路島出身であり、阪神・淡路大震災を家族は経験していて、防災教育も手厚い小中高を過ごしたが改めて学び日頃からの備えが必要であると強く思った。     

以上