AI・データサイエンスセンター
【開催報告】第10回イブニングセミナー
2026年02月26日
名古屋大学大学院工学研究科准教授 西口 浩司 様
2月24日(火)、後楽園キャンパス産学官連携・社会共創フロア(3号館14階)にて、名古屋大学大学院工学研究科准教授 西口 浩司 様を講師に迎え「AIが"かたち"を創る - 力学を理解するAIから、対話で設計するAIまで-」と題して講演を行いました。
西口様は、広島大学大学院工学研究科博士前期課程修了後、日東電工(株)にて研究開発に従事。博士(工学)修得後、理化学研究所計算科学研究機構(現・計算科学研究センター)特別研究員を経て現職となり、現在は「AI for Science」の領域に注力されています。
講演では、AIの進化が人類史にない加速度で進むなか、現在の生成AIの限界と日本の製造業の強みを踏まえ、日本が勝機を見出すことができる技術分野として『物理法則を理解した3次元形状の生成AI』を提唱しました。またこの生成AIで、製造業の設計現場にある諸課題に取り組んだ事例を紹介しました。最後に今後の課題として、アカデミアの知をビジネスとして持続的発展可能なエコシステムにより社会実装していくことの必要性や、力学と生成AIの双方に精通した人材の育成の重要性について、お話いただきました。
講演後に参加者との活発な質疑応答もあり、参加者のアンケートにて「製造業におけるAIの活用がとても興味深かった」「講演内容が自分のビジネスでも応用できる気がした」といった意見が寄せられるなど、有意義な機会となりました。
中央大学AI・データサイエンスセンターは、AI・データサイエンス領域での社会連携を通じて、これからも社会の発展に貢献してまいります。

樫山所長ご挨拶

講演会の様子

情報交換会の様子