金メダルを手にする(左から)浅海聖哉選手、加納虹輝選手、山田優選手、古俣聖選手(写真提供:共同通信社)

 2025年7月22日~7月30日に開催された2025世界選手権大会(ジョージア/トビリシ)にて、日本代表が男子エペ団体で金メダルを獲得しました。

 世界選手権のこの種目で、日本代表が金メダルを獲得するのは史上初です。

 決勝戦の対戦相手は、奇しくもパリ五輪(2024年8月)でも決勝を戦ったハンガリー。本学卒業生の古俣聖(こまた あきら)選手(2020法学部卒/本間組所属)と、チームメイトの加納虹輝(かのう こうき)選手、山田優(やまだ まさる)選手は、昨夏からの雪辱戦となりました。

 第3試合で山田選手が背中越しに背中側に剣を通して相手を突く巧みな技を見せて8-4とリードすると、第4試合に登場した古俣選手がさらに得点を引き離して13-6とし、優勝に大きく貢献しました。

 パリ五輪以降も数々の世界大会に出場し、男子エペグランプリ大会(2025年5月/コロンビア)男子エペ個人で初優勝する等、その強さに磨きをかけてきた古俣選手。

 今後ますますの活躍が期待されます。

世界選手権初日、予選でウクライナ選手に勝利した馬場俊輔選手(写真提供:共同通信社)

 在学生の馬場俊輔(ばば しゅんすけ)選手(法学部)は、永野雄大(ながの ゆうだい)選手(2021法学部卒/NEXUS FENCING CLUB所属)とともに男子フルーレ団体及び個人に出場しましたが、メダル獲得には至りませんでした。(男子フルーレ団体は4位入賞)

 世界選手権初出場の経験は、馬場選手にとって、今後の大きな糧となるでしょう。

 江村 美咲(えむら みさき)選手(2021法学部卒/立飛ホールディングス所属)、上野優佳(うえの ゆうか)選手(2024法学部卒/エア・ウォーター所属)もそれぞれ女子サーブル、女子フルーレの団体・個人に出場しましたが、今回は惜しくもメダル獲得には至らず。(女子サーブル団体・女子フルーレ団体とも4位入賞)

 今後の活躍が期待されます。
 
 これからも、白門フェンサーたちの世界への挑戦は続きます。引き続き応援をよろしくお願いいたします!

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