中央大学サイエンスセミナー
2025年度 中央大学サイエンスセミナー
中高生の皆さんへ
主催:中央大学理工学部
後援:文京区、文京区教育委員会、公益財団法人 文京アカデミー
中央大学では、中高生を対象にサイエンスセミナーを開催します。
大学のキャンパスで、最先端のサイエンスやテクノロジーを体験してみませんか?
参加費無料、昼食付
日時:2025年8月21日(木)
11:30~17:00(受付11:00~)
会場:中央大学後楽園キャンパス
対象:中高生
スケジュール:
11:00~ 受付
11:30~ 開会式
12:00~ 昼食会
13:00~ 実験教室
16:00~ 修了式 Tea Party
実験コース一覧
A.光を分解せよ!君だけの分光器でスペクトルを観察しよう | |||
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実験内容 | ||
分光器を自作し、その分光器で太陽や電灯の光を分光しましょう。白色に見える光はどのような色の集合なのでしょうか。光源によって成分が異なるのでしょうか。光の分光が天体観測においてどんな意味を持つのかを紹介します。また、中央大学の天文台にお連れし、実際に分光観測を行っている望遠鏡の見学も行う予定です。 | |||
対象 | 中高生 | 募集定員 | 8名 |
担当教員 | 坪井 陽子 (物理学科) |
B.巨大地震に備えよう | |||
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実験内容 | ||
日本は世界有数の地震大国です。今年1月の能登半島地震でも大きな被害が出ましたが、大きな地震は、いつどこで起きてもおかしくありません。同じ震度でも地震の揺れ方は千差万別です。ペーパークラフトで建物の模型を作り、地震を再現する装置を使ってどのように揺れるかを調べてみましょう。最後に、実際に能登半島地震と東日本大震災の違いを体験してみましょう。 | |||
対象 | 中高生 | 募集定員 | 10名 |
担当教員 | 西岡 英俊 (都市環境学科) |
C.人工筋肉で動くミミズ型ロボットを作って動かしてみよう! | |||
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実験内容 | ||
本実験コースでは、ロボット開発について実践を通した学習により、考える力を伸ばすことを目指します。参加者それぞれがミミズの移動原理について考えながら、チームごとに分かれて、人工筋肉によって動くミミズ型ロボットを作製します。その後、速く移動させる方法について、ロボットを駆動するための工夫を加え、実際に作製したロボットを動作させます。最後は、各チームでロボットのタイムを競い合います。作成した人工筋肉は各自持ち帰れます。 | |||
対象 | 高校生 | 募集定員 | 9名 |
担当教員 | 中村 太郎 (精密機械工学科) |
D.レーザーを使った通信・計測・加工体験 | |||
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実験内容 | ||
みなさんは、レーザーというと何を思い浮かべるでしょうか。レーザーポインタやコンサート会場でのレーザー光線かもしれません。実は、インターネットも自動運転車もスマートフォンの製造も、レーザーなくしては実現できません。このコースでは、レーザーを自分で操って、情報を伝えたり長さを測ったり材料を削ってみたりすることで、レーザー技術の一端に触れていただきます。 | |||
対象 | 中高生 | 募集定員 | 15名 |
担当教員 | 庄司 一郎 (電気電子情報通信工学科) |
E.植物由来の物質で人工イクラをつくってみよう | |||
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実験内容 | ||
昆布などの海藻に含まれるアルギン酸は、カルシウムイオンと反応してゼリー状に固まる性質があり、人工イクラなどの加工食品に応用されています。人工イクラは、アレルギーの原因となる物質を含まず、サケの漁獲量によらず供給できるなど、代替食品として期待されています。このセミナーでは、簡単な化学実験操作でカラフルな人工イクラを作り、その感触を実際に確かめてみましょう。 | |||
対象 | 中高生 | 募集定員 | 15名 |
担当教員 | 上野 祐子 (応用化学科) |
F.人間の感性を測ってみよう | |||
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実験内容 | ||
人間の心の動きは脳活動や視線の動きなどの生体指標に現れると言われています。例えばテレビ広告や Web 広告では、私たちはどこに注目して、どう脳で情報処理をして、興味を持ち、印象を感じるのでしょうか。今回の セミナーでは、脳活動や視線の動きなどを計測する実験をとおして、種々のコンテンツへの興味の持ち方や、コンテンツに接して感じる印象などの関係性を調べます。人間の感性と脳活動や視線にはどのような関係があるのでしょうか? | |||
対象 | 中高生 | 募集定員 | 15名 |
担当教員 | 加藤 俊一 (ビジネスデータサイエンス学科) |
G.インタラクティブ3D体験:デジタル立体で遊ぼう | |||
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実験内容 | ||
3Dコンピュータグラフィックス (3DCG) において、魅力的な映像の作成にはプログラミングと数学の支援が欠かせません。このコースでは、初歩的なプログラミングを通してコンピュータの中にあるデジタル立体を操作するという体験を提供します。さらに、最新のデバイスを使用して、新しい視覚体験を楽しむこともできます。 | |||
対象 | 高校生 | 募集定員 | 10名 |
担当教員 | 森口 昌樹 (情報工学科) |
H.コンピュータで医薬品を探索してみよう | |||
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実験内容 | ||
コンピュータを使って、タンパク質の立体構造や医薬品の化学構造を観察しながら、新しい薬の見つけ方を体験してみましょう。操作しながら楽しく学べます! | |||
対象 | 高校生 | 募集定員 | 8名 |
担当教員 | 岩舘 満雄 (生命科学科) |
I.脳はうそつき | |||
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実験内容 | ||
私たちは世界をありのままの形で見ていると信じていると思います。でもそんな事をしていては、脳は視覚処理だけでパンクしてしまうでしょう。実際に脳が行っているのは、限られた視覚情報の中から物事の特徴を捉えて、残りを補間するという省エネ作業です。本コースでは盲点補間という現象に着目して、実際には見えていないのに脳が勝手に作り上げる虚像を実感していただきます。 | |||
対象 | 高校生 | 募集定員 | 12名 |
担当教員 | 檀 一平太 (人間総合理工学科) |
J.NbS(Nature-based Solutions)で考える土壌浄化の科学 | |||
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実験内容 | ||
NbS(Nature-based Solutions)の視点から土壌浄化技術を探究します。土壌のもつ自然のフィルター機能を実験を通じて検証し、汚染物質の吸着や水質改善のメカニズムを理解します。さらに、持続可能な環境修復のための最新技術や生態系との関係を考察し、自然を活用した汚染対策の可能性を探ります。科学的視点で環境問題に向き合う力を養います。 | |||
対象 | 中高生 | 募集定員 | 10名 |
担当教員 | 三苫 好治 (人間総合理工学科) |
【お申込み・お問い合わせ】
お申込み
「サイエンスセミナー申込フォーム」が起動しますので、必要事項を入力して送信してください。
申込期間
2025年6月20日(金)~7月10日(木)
※応募多数の場合は抽選にて参加者を決定いたします。
抽選結果につきましては、7月末日までにメールにてご連絡いたします。
※希望コースは第三希望までお知らせください。
応募状況によりご希望に添えない場合がありますので、あらかじめご了承ください。
※同じ方より複数の応募があった場合、最後の1件以外は全て無効とさせていただきます(最後の1件で選択したコースにエントリーされます)。
※同伴者の方は、実験教室に参加・見学できません。
お友達・ご兄弟で申し込む場合も、参加者ごとにそれぞれお申し込みください。
キャンセルについて
参加が決定した方(当選した方)で、やむを得ない事情により参加をキャンセルする場合、必ず理工学部事務室サイエンスセミナー担当までご連絡ください。
お問い合わせ
中央大学理工学部事務室 サイエンスセミナー担当宛
css-grp(at)g.chuo-u.ac.jp
※(at)は@に置き換えてください。
【個人情報保護について】
サイエンスセミナー参加申込みにあたってお知らせいただいた住所、氏名、その他の個人情報(以下「個人情報」といいます)は、参加通知の発送、その他中央大学からのお知らせ、統計的集計を行うためにのみ利用させていただきます。個人情報の取り扱いにつきましては、中央大学個人情報保護方針に則り厳重に管理し、第三者への提供は行いません。