海外留学を考えている方へ

長期留学体験記 ドイツ

テュービンゲン大学

学部学科 文学部人文社会学部ドイツ語文学文化専攻
氏名 歌川 喜矢
留学開始時の学年 4年次
留学期間 2024年9月~2025年8月
授業使用言語 ドイツ語

留学を志した理由

留学自体に興味を持った理由は、中学や高校の授業で先生方が話してくれる海外の話がとても興味深く、自分も日本の外に出てみたいと思ったから。その中でもドイツを選んだのは、ヨーロッパの歴史と文化の中でも特に近代ドイツの歴史に興味があったから。

現地での授業について

専門科目としては言語学基礎や修辞学基礎を履修した。ドイツ語で行われる講義であったため、導入科目であっても内容についていくのに必死だった。また他にも、ドイツ語を伸ばすためにドイツ語のコミュニケーションの授業などを履修した。その成果もあり、留学の終盤にはドイツ人の友人に「1年で1番ドイツ語が伸びたね」と言われ、とても嬉しかった。

留学を通じて成長したと思う点

意見をはっきり言えるようになった点。ドイツでは自分の意見をちゃんと相手に伝えることが大切であったが、留学の初めの頃は語学力にも自信がなかったため、コミュニケーション不足からフラットメイトとトラブルになることもあった。しかし、順を追って自分の意見を伝えたところ、問題を解決することができた。その経験から、今は考えたことを順序立てて相手に伝えることを意識できるようになった。

中大で留学をして良かった点

留学先の国が同じ人がいて、留学の準備期間や留学が始まって間もない頃に、一緒に情報収集をしたり勉強をしたりして、留学に対するモチベーションの維持ができたこと。特に留学が始まった直後は、言語も文化も社会のルールも違う環境にとても困惑したが、その不安も共有できて、かつアドバイスをし合える人がいたことはとても心強かった。

オスナブリュック大学

学部学科 文学部人文社会学科ドイツ語文学文化専攻
氏名 𠮷川 美玖
留学開始時の学年 3年次
留学期間 2023年9月~2024年7月

留学を志した理由

ドイツ語を始めたのは高校2年生の第2外国語で選択したことからでした。その時からドイツ語に興味を持っていた私は、ドイツ語の音声学や音韻論など、特に言語学的な観点からドイツ語を深めたいと思い、大学で専攻することを決めました。大学で勉強している中で、現地で実際にドイツ語母語話者の方たちが話す会話を聞いてみたい、実際にドイツへ行きドイツの文化を感じたいと、留学意識が強くなりました。ドイツの大学では語学だけではなく、言語学の授業を受けて考察したいと思うようにもなり、このような経緯を得て、留学することを決めました。

現地の授業について

語学の授業だけでなく、自分の専門分野の授業も履修しました。例えば、言語学の授業2つを履修しました。どちらもオスナブリュック大学の正規の学生しか取っていない授業で、内容としては、言語学の基礎を広く浅く学ぶ講義と、ドイツ語の構文と形態に関する講義でした。正直なところ、とても難しかったです。そのおかげもあり、授業の予習や復習に追われる毎日でした。しかし何も得られなかったのではなく、むしろ多くのことを吸収することができたのではないかと思います。ドイツ語をドイツ語で説明を聞くということで、単にドイツ言語学という学びだけでなく、そこからドイツ言語学に関して自分の中で問いを見つけていました。専門分野とは別に、日本語の授業にもサポーターというような形で参加していたので、第2外国語としての日本語がどのようにドイツ語で教えられているのかなどを、実際にこの目で見てきました。

ベルリン自由大学

学部学科 文学部ドイツ語文学文化専攻
氏名 小関そな美
留学開始時の学年 3年次
留学期間 2022年10月~2023年7月

留学を志した理由

実を言うと、私はずっと前から留学に行きたかったわけではなく、留学をはっきりと決意したのは募集締め切り3日前でした。学業的な面でも費用的な面でも気持ち的な面でも何となくハードルが高く感じていたからか、ずっと憧れてはいたけど、何となく踏み出せないでいました。そんな私の背中を押してくれたのは同志の留学を目指す友人、留学中の先輩、中央大学に通っている留学生でした。友人が留学に向けて努力している姿に刺激を受け、先輩の話を聞いて留学への憧れが高まり、留学生にはとりあえず申し込むべきだと説得してもらい、周りの人たちのおかげもあって留学に至りました。今振り返ってみると、あの時一歩踏み出してみて本当に良かったと感じています。留学を経験し、マイノリティとして生活する経験は、私を精神的に大きく成長させてくれました。もし、留学に迷われている方がいれば、手続きや経済的支援が多い学生のうちに是非挑戦してみて欲しいです!

現地の授業について

専攻科目である「Drama und Theater in Frühen Neuzeit」にて演劇史を古代から現代まで教わりました。劇場建築から作家、鑑賞文化など様々な観点から時代の変化を知ることができる授業でした。講義形式のため緊迫感なく受けらましたが、その分多くのドイツ語を理解する必要があるため、難しく感じることも多々ありました。私は講義を録音し、週末に聞き返すことで何とか理解するようにしていました。後期に受講した「Applied Theatre」も講義形式の専攻科目でした。この授業は応用演劇論にフォーカスを当てた内容でした。前期よりも小さな、Theater専門の棟の講義室で行われたため、生徒と教授の距離が近く、質問が度々飛び交うこともありました。初めて習う内容だったため理解することに苦労しましたが、日本語の文献も読み、多方面から知識をつけることで、授業についていけるようにしていました。これら二つの授業に加えて実際に劇場で鑑賞することで、座学にとどまらず、日常から演劇に触れることができました。

ベルリン自由大学

学部学科 文学部 人文社会学科 ドイツ語文学文化専攻
氏名 永井 麦(ナガイ ムギ)
留学開始時の学年 2年次
留学期間 2021年9月~2022年8月

大学在学中のドイツへの長期留学を決意したきっかけは、高校時代の交換留学でした。大学入学後もドイツでの生活を忘れられず、チャンスがあるならもう一度、と思い留学を決めました。ヨーロッパの中でも特にグローバルな都市として知られるベルリンですが、想像以上に多国籍多文化な環境でした。現地では寮生活で、国籍も年齢も様々なルームメイト5人と暮らしていました。物や場所の利用方法、掃除についてなど、6人も揃えば意見はみんな同じというわけにはいかないこともありましたが、そこでは話し合いで解決していました。まず私はどう考えるのか、そして人の意見を踏まえて再度私が何を思うのかを考える習慣が身に付き、この話し合いの経験が私自身をより良く知ることにつながりました。ベルリンのとある学生寮に縁あって集まったルームメイト達との仲を深められた時間は、私にとってこれからも大切な思い出です。