国際連携・留学
「ITスキルワークショップ」IBMのAI“watsonx.ai”を使いながら、AIの仕組みを体感しました
2025年07月29日

2025年7月9日(水)、多摩キャンパス・グローバル館にて「文系学生のキャリアに効く~IBMのAI“watsonx.ai”で楽しくITスキルを身につけるワークショップ」を開催しました。多摩キャンパス所属の文系学生を中心に、非常に多くの方にご参加いただき、"楽しく・わかりやすく"最先端技術への理解を深めながら楽しく学べる機会となり、参加者からも高い満足の声が寄せられました。
Spark Your Dream, Spark Your Potential! 遊ぶように学びながら、スキルと挑戦マインドを磨こう
イベントは、本学学生起業支援コーディネーターの瀬戸氏による挨拶によりスタートしました。
「夢をカタチにしたい」「自分の可能性をもっと広げたい」——
そんな思いを持つあなたに向けて、中央大学ではアントレプレナーシップ教育を「不確実な状況で新しい価値に挑戦する精神を育てるための基礎教育」として、起業という限定的な活動に留めず、世界に通じるエコシステムのなかで力を発揮できるグローバルなマインドを持つ人材の養成を目指しています。
大学生活は、学ぶことだけでなく、自分の未来を試し、磨く絶好のチャンスです。今はまだ明確な夢がなくても、「やってみたい」「面白そう」と思ったことに一歩踏み出すことで、道が開けていく。そんな経験を、私たちは大切にしています。
私たちの合言葉は、「Spark Your Dream, Spark Your Potential」夢に火を灯し、自分の可能性に火をつけよう。それは堅苦しい学びではなく、「遊ぶように楽しみながら」スキルと挑戦マインドを育てていくプロセスです。
中央大学は、皆さん一人ひとりの「やってみたい!」という思いに寄り添いながら、その一歩を全力で応援しています。
登壇者紹介
イベント前半には、AI活用の最前線に立つIBMの大西氏と戸倉氏が登壇。現場で培われた知見をもとに、AI・IT業界における仕事の魅力や今後の可能性、さらに大企業の中でどのようにアントレプレナーシップを発揮していけるかについて、具体的な事例を交えながら深く掘り下げていただきました。また、一般社団法人日本Lスポーツ協会 代表理事の川口氏は、「挑戦」をテーマにご自身のこれまでの歩みを語ってくださいました。
大西 彰 氏
日本アイ・ビー・エム株式会社
テクノロジー事業本部 カスタマー・サクセス事業部 第四CS推進部長
戸倉 彩 氏
日本アイ・ビー・エム株式会社
テクノロジー事業本部 カスタマー・サクセス事業部 プログラムマネージャー
川口 儀浩 氏
一般社団法人日本Lスポーツ協会 代表理事
「IBM watsonx.ai」×「Lスポーツ」~ 楽しみながらwatsonx.aiを学ぶ ~
まずは種目説明 「AIを使ってどのチームが一番正確にお題のWebサイトを作れるか」

🥎ルール説明
使うサイトは3つ
① IBM watsonx.ai(AI)
② Create.xyz(サイト作成ツール)
③お題のサイト
🥎プレー方法
⓪開発プレイヤーは1名
①最初の1分は作戦会議タイム→開発スタート30秒ごとにプレイヤー交代
②開発合計8分で サイトの特徴を IBM watsonx.aiへ入力して文章をまとめる
③時間終了後、Create.xyzへ作った文章を挿入
④Webサイト完成
➄採点待機
🥎順位基準
採点項目で獲得ポイントが多いチームが優勝!
さあ、試合開始!1本勝負 🔥
「アフリカのケニアという国のサイトを作ろう」をお題とし、ゲームがスタートしました。
このゲームのポイントは、
・観察力・理解力:与えられた情報や画像を素早く正確に把握し、要点を抽出する力
・言語化力・表現力:視覚的・口頭の情報を的確に言葉に変換し、AIに伝わるように表現する力
・コミュニケーション力:チーム内で情報を共有し合い、連携を図る能力
・タイピングスキル:伝えたい内容を素早く正確に入力できるデジタルリテラシー
で、このスキルの有無やスピードが勝敗を大きく左右する結果となりました。



勝利チーム表彰🏅
最終的に優勝を勝ち取ったチームには、素敵な賞品が贈られ、会場は大いに盛り上がりました。勝敗はつきましたが、結果以上に大切だったのは、参加者全員がこのゲームを通じて、互いに情報を伝え合い、協力して課題に取り組む中で、言葉の選び方や伝え方の工夫がチームの成果に直結することを体験しました。この過程で得た学びや気づきが、今後に活かされることを期待しています。


参加者の感想
- 「とても楽しかった」「ゲーム感覚でAIに触れられてよかった」「Lスポーツが熱かった!」
- 「AIを使うには正確な言葉で伝える力が必要だとわかった」「少し伝えそびれただけで全く違う結果になるのが印象的だった」
- 「タイピングが遅いと致命的」「もっと速くなりたい」「容量よく文章を考え、打ち込む力が問われた」
- 「もう少しAIの細かい仕組みを知りたかった」「AIってすごい。でも結局使いこなす人の力が大事だと感じた」
- 「初めてでも10分弱でサイトが作れて感動した」「簡単にできることに驚いた。もっと学びたくなった」
- 「IBMの方ともっと話してみたい」「外資系企業とのこうしたコラボイベントをもっと開催してほしい」
- 「IBMで働きたいと思った」「社員のキャリアが参考になった」「就活への意識が高まった」
- 「普段関わらない学生と関われて新鮮だった」「協力プレイが楽しかった」
- 「Webの基礎用語を最初に教えてほしかった」「準備事項をもっと明確にしてほしかった」
- 「もっと長い時間でやりたい」「次回もぜひ参加したい」「今回の悔しさを糧にスキルを磨いていきたい」
