学生のみなさんへ
毎年3月と9月は悲しいお知らせが増える傾向があります。直接の知り合いであればなおさらですが、直接関係がない方の訃報でも気持ちがざわつく方もいるかもしれません。そのような場合は、しばらく「なんとなく落ち着かない」「眠りが浅い」「疲れやすい」と感じたり、命について改めて考えてしまってつらい思いをする人もいるかもしれません。このような状態は特別なことではありません。また、ほとんどの場合は時間の経過と共に回復するので、あまり心配しなくても大丈夫です。
<具体的な反応>
身体の反応 眠れない、嫌な夢を見る、食欲がない、頭痛・腹痛、身体が緊張する、
小さな音にビクッとする、涙が止まらない など
感情の反応 気分が沈む、人と話す気になれない、イライラする、自分を責める、
気持ちが落ち着かない、何となく不安 など
思考の反応 思い出せない、覚えられない、集中できない、ぼんやりしてしまう、
考えがまとまらない、頭が混乱する など
行動の反応 嫌なことを思い出させる場所や人を避ける、いやなことを思い出す、
失敗やケガが多くなる、何もする気が起きない など
でも、場合によってはこのような不調が長引くこともあります。また、今は大丈夫でも、1ヶ月以上経ってから不調があらわれることもあります。「不調が長引いている」「何か変だなぁ」と感じたら、学生相談室の存在を思い出してください。何かお手伝いできることがあるかも知れません。
学生相談室