スポーツ振興

全日本大学駅伝パブリックビューイング&オンライン応援イベント実施(御礼)

伊勢路へ向けて響かせる応援団のエール

 11月2日(日)に全日本大学駅伝パブリックビューイング&オンライン応援イベントを実施しました。

 全日本大学駅伝は「大学駅伝日本一」を競う大会です。箱根駅伝・出雲駅伝に並ぶ、学生三大駅伝のひとつで、全国8地区の選考会を勝ち抜いてきた精鋭25大学と、オープン参加の日本学連選抜、東海学連選抜を加えた27チームが出場。

 本学陸上競技部は、本年5月の関東地区選考会(予選)を1位で通過し、本大会に挑みました。

吉居主将のスパートに沸く現役陸上競技部員たち

 1区スターターは本間選手。序盤はスローペースで順位がばらけず、複数大学がもつれあうようにタスキリレー。中大は先頭と5秒差でした。

 2区は主将の吉居選手。常に先頭集団で走り続け、終盤で驚異的なスパートを魅せ、7人抜きで首位に出ます。吉居選手のスパートの間、パブリックビューイング会場ではスティックバルーンが打ち鳴らされ、TVの音声が聞こえないほどでした。タスキを受け取った藤田選手は、エース揃いの3区を懸命に走り、3位で柴田選手にタスキを託します。この日が誕生日の柴田選手は久々の駅伝出場でしたが、見事な走りで4区の区間賞を獲得し、再び首位に。

 5区は1年生の三宅選手、大学駅伝デビューです。ハイペースな首位争いに中大は3位となりますが、崩れず区間3位の快走で佐藤選手につなぎます。佐藤選手は2年連続の6区出走で、順位を2位に押し上げました。

 7区の岡田選手が先頭の駒澤大学・佐藤圭太選手の背を追いますが、後ろから青山学院大学の黒田朝日選手に区間新記録のペースで猛追され、3位でタスキリレー。

 アンカーの溜池選手は序盤からスピードを上げて青山学院大学を追い抜き、区間2位の激走でゴールテープを切りました。

コメンテーターの関口さん(左)と櫻井さん(右)

 結果は2位。中大らしい力強い走りで、伊勢路106.8kmを駆け抜けた陸上競技部。その健闘を讃え、沿道・パブリックビューイング会場・オンライン会場から、惜しみない歓声と喝采が送られました。

【中央大学 2位(5時間08分54秒)】
1区 9.5km 本間 颯(経3)27分25秒 区間9位
2区 11.1km 吉居駿恭(法4)31分07秒 区間2位
3区 11.9km 藤田大智(文3)33分42秒 区間4位
4区 11.8km 柴田大地(文3)33分52秒 区間1位
5区 12.4km 三宅悠斗(文1)36分33秒 区間3位
6区 12.8km 佐藤大介(文2)37分29秒 区間3位
7区 17.6km 岡田開成(法2)51分43秒 区間6位
8区 19.7km 溜池一太(文4)57分03秒 区間2位

満員のパブリックビューイング会場

 本学多摩キャンパスで開催した駅伝応援イベントでは、テレビ中継と同時並行で中大選手にクローズアップした解説を副音声的に配信し、サブチャンネルツールとしてお楽しみいただきました。パブリックビューイングは満員状態で約450名、オンライン応援には約240名の方々がご参加でした。

 多摩キャンパスFOREST GATEWAY CHUO HALLホールのパブリックビューイング会場からスティックバルーンを鳴らして応援してくださったみなさま、ありがとうございました。オンラインからチャット等で応援してくださったみなさま、ありがとうございました。

 またイベントでは、現地沿道応援に駆けつけた学員会(卒業生団体)や父母連絡会ともお電話をつなぎ、現地の様子をレポートしていただきました。リアルタイムで現地の熱気を伝えてくださった、学員体育会、学員会白門三重支部、学員会近畿ブロック、父母連絡会三重県支部、父母連絡会近県支部のみなさま、ありがとうございました。

笑顔で順位を掲げるコメンテーター

 当日解説は、本学駅伝応援イベントでおなじみの櫻井俊宏さん(中央大学法曹界副会長、本学応援団監督)と関口康平さん(2019年理工学部卒業、2018年駅伝主将)のお二人。今回は新しく駅伝クイズがあり、正解者にはCHUO EKIDEN CLUB公式キャラクター「たすきち」グッズ(陸上競技部・花田コーチ提供)がプレゼントされました。

 パブリックビューイング会場では、本学陸上競技部員たちも一緒にスティックバルーンを振って応援しました。現役選手のインタビューも行われ、陸上競技部の夏合宿での練習の様子や、それぞれの選手のストロングポイント、箱根駅伝への意気込み等に、会場・オンラインとも興味深く聞き入りました。

全日本駅伝の健闘を讃え、校歌演奏

 中大のゴール後には、パブリックビューイング会場に応援団リーダー部・チアリーディング部とブラスコアー部が駆けつけ、陸上競技部の健闘を讃えて校歌を演奏し、力強いエールを送りました。

 伊勢路から帰った陸上競技部員たちは、既に年明けの箱根駅伝の優勝に向けて、熱く闘志を燃やしています。本学ではオンライン応援イベント及びパブリックビューイングを開催する予定です。
 引き続き本学陸上競技部への応援をどうぞよろしくお願いいたします!


One Chuo
想いは、ひとつ。

※写真提供:中央大学広報室/中央大学生協コープスタジオ