「究める」では、大学院に携わる人々や行事についてご紹介します。
今回は「在学生の声」として総合政策研究科の伊藤彩花さんへのインタビューをお届けします。大学院でのご自身の研究をはじめ、進学した理由や大学院での研究活動・課外活動など、大学院の様子が伝わる様々なエピソードを伺いました。
伊藤 彩花(いとう あやか)さん
研究科:総合政策研究科
専 攻:総合政策専攻
課 程:博士前期課程1年
大学院でのご自身の研究について教えてください
SNS上の「国際恋愛」の投稿(外国人と日本人の恋愛をテーマにした動画)に焦点を当て、人種やジェンダーに関するステレオタイプの再生産について研究しています。
オリエンタリズム、セルフオリエンタリズムといった理論枠組みを用いながら、InstagramやYouTubeに投稿されたコンテンツを対象に研究を進めています。
大学院へ進学した理由と、中央大学大学院を進学先に選んだ理由を教えてください
学部でDE&Iを軸に学ぶ中で、長期インターンとしてSNS上の恋愛コンテンツの企画・運営に携わり、そこで抱いた「多様性が謳われる一方でステレオタイプが再生産されている」という疑問を、研究として突き詰めたいと考え進学しました。中央大学大学院を選んだのは、学部時代から慣れ親しんだ環境だからこそ、研究そのものに集中できると考えたためです。
実際に入学してみて、大学院はいかがでしたか
正直なところ、修士1年の前期は必修科目の授業が重なり、授業と自らの研究を並行して進めることに体力的な面でも大変さを感じました。後期以降は授業数が減っていくため、これからはより研究に集中して取り組んでいきたいと考えています。
大学院の授業はどのように行われていますか。学部との違いや特徴を教えてください
学部の授業に比べて少人数のゼミ形式が中心で、文献を読み込んだ上で議論や発言することが求められる点が大きな違いだと感じています。教員から一方的に教わるというより、自分の問題関心に基づいて調べ、発表し、他の院生からのコメントを受けて考えを深めていくというプロセスが多く、主体的に研究を進める力が求められると感じます。
実際に履修した授業について、印象に残っていることを教えてください
「統計と計量分析」の授業が印象に残っています。Rを使った分析を扱う授業ですが、初心者にもわかりやすいペースで進んでいったため、自分にとって新しい内容ではあったものの、比較的取り組みやすく感じました。
中央大学大学院に進学してよかったことについて
それぞれの研究テーマに真摯に向き合う仲間と出会えたことです。特に総合政策研究科は院生の研究テーマが多岐にわたるため、異なる視点に触れられる刺激的な環境だと感じています。
た、統計の授業課題に苦戦した際は、得意な学生に教わりながら乗り越えることができ、専門が異なるからこそ支え合える面白さも実感しました。
授業以外の時間はどのように過ごしていますか
将来に向けた就職活動を進める傍ら、プライベートでは居住地域の町会活動や地域イベントに携わっています。先日は地域のお祭りでお神輿を担ぐ機会もあり、学業や就活の息抜きを兼ねて、地域社会とつながる有意義な時間を過ごしています。
大学院進学を目指すみなさんへ
大学院に進学して、大変だとネガティブな感情を抱いたことも正直あります。しかし、その感情を超えるほどに何にも代えがたい「豊かな」時間を過ごしているなと日々感じています。学びたい気持ちがあれば、どんどん挑戦できる環境です。ぜひ一歩踏み出してください!
※この記事は2026年7月時点の内容です。