AI・データサイエンスセンター

樋口知之AI・データサイエンスセンター顧問が読売新聞の取材でコメント

中央大学AI・データサイエンスセンター顧問を務める樋口知之理工学部教授が、読売新聞の取材に応え、2025年9月11日の読売新聞夕刊1面にてコメントが掲載されました。

文部科学省が、来年度から生成AIを活用し地震メカニズムの迅速特定や余震規模の高精度推計を目指す研究を開始することを受け、樋口が「情報科学を活用した地震調査研究プロジェクト(STAR-Eプロジェクト)」の事業運営統括を務めていることから今回の取材となりました。


文部科学省は、従来1週間以上かかっていた解析を1日で終える技術を開発し、防災情報を早期発信する狙いで、過去の巨大地震データや古い地震計記録、歴史文献をAIに学習させ、未知の地震現象の解明にも挑む予定で、今後は海底観測網など最新技術と組み合わせ、人では捉えにくい兆候の把握や新現象の発見に役立て、地震調査委員会の分析にも活用する方針です。

樋口は取材において、「地震データは量が膨大で人間が網羅的に分析するには限界がある。生成AIの導入は地震学の発展にも貢献できるはずだ」とコメントしました。

中央大学AI・データサイエンスセンターは、これからもAI・データサイエンス領域に係る研究活動を通じて、社会に貢献してまいります。