広報・広聴活動

第28回図書館企画展示
「"Chuo Law"の源流―英吉利法律学校が刊行した英文法律書―」を開催

2018年11月30日

  2018年12月19日(水)まで、中央大学多摩キャンパス 中央図書館2階にて、第28回図書館企画展示「"Chuo Law"の源流―英吉利法律学校が刊行した英文法律書―」を開催しています。申し込み不要でどなたでも観覧いただけます。

 ぜひ、ご紹介ならびにご取材いただければ幸甚です。ご検討の程、宜しくお願い申し上げます。

 

第28回図書館企画展示「"Chuo Law"の源流―英吉利法律学校が刊行した英文法律書―」概要

期 間:2018年11月21日(水)~12月19日(水)(※日曜、祝日閉館)
時 間:9:00~22:00(※閉館30分前までにご入館ください)
対 象:本学学生、教職員、一般の方も観覧できます。
申 込:不要。図書館入口受付で展示観覧ご希望の旨をお伝えください。
内 容
 中央大学は、1885(明治18)年に英吉利法律学校として設立されました。ほぼ同時期に設立された他の私立法律学校と同様に、日本語で外国法(イギリス法)を教える学校としてスタートした英吉利法律学校は、翌1886年新たにイギリス法を英語で教授する、第二科(原書科)を設けました。外国人との交際が日に日に増してゆく時にあって、日本語で外国法を教えるだけでは、有為の人材を育成するのに足らないと考えたからです。

 舶来の法律書が大変高価であった当時、学校では不足する教科書を補うため、英文法律書の翻刻(活字を組み直しての出版)を始めます。これらは学校の法律書庫に納められて学生に貸与されたほか、一般を対象に前金講読者を募り雑誌形態で刊行され、その価格の安さもあって好評を博しました。

 また、1889(明治21)年には大日本帝国憲法の起草を指揮した伊藤博文の『帝国憲法義解』の英訳も英吉利法律学校から刊行されました。発刊を報じる新聞記事においても、その装幀や内容について高い評価を得ています。

 明治期は、日本の近代化に向け様々な取り組みがなされた時代でした。その時代に集いあって本学を設立した創立者たちが、社会の根底をなす法律の整備やその教育にどのように関わったのか、また学生たちはそれをどのように受けとめたのか、英吉利法律学校が刊行した英文法律書を中心に、当時の世相を表す錦絵などの資料も交えながらご紹介します。

 

<本件に関するお問い合わせ>

 中央大学図書館

  TEL:042-674-2546

 

<取材に関するお問い合わせ>

 中央大学広報室

  TEL:042-674-2050

  Email:kk@tamajs.chuo-u.ac.jp

 

*ご取材申込につきましては、添付の返信用紙でのお申込みをお願いいたします。