ボランティア

【イベント報告】夏ボラ企画【環境】(東京都日野市)

中央大学ボランティアセンターでは、毎年「夏ボラ」と題してさまざまなジャンルの単発ボランティアプログラムを開催しています。下記の通り、多摩市立愛宕コミュニティセンターかえで館の協力を得て、ボランティア活動を実施しました。

食品ロスや生活困窮者支援といった地域課題に実際に触れることで、学生が社会課題への理解と関心を深め、フードバンクの現場での作業を体験し、「もったいない精神」や資源循環の意識を育てることを目的としています。

 

 

◎日時:2025年9月8日(月)9:00~16:00

◎場所:フードバンクTAMA、日野市社会福祉協議会(東京都日野市)

◎内容:フードバンクTAMAにてレクチャーを受け、その後、日野市ボランティアセンターにて、実際の配布準備やパントリー作業等を体験

◎参加人数:学生6名、引率者1名

◎共催:日野市社会福祉協議会・日野市ボランティアセンター

◎参加者の声:

・食料配布の対象を、個人だけではなく団体にもされている点で、必要としている人が多いと実感し、物価高の影響により今後も必要とする人は増えそうだなと感じました。その一方で、行政からの支援が少ないと感じました。

・フードバンクや社協の方の役割を実務を通じて学ぶ事が出来た点、学生のうちから貧困に対して理解を深める事が出来た点からパートナー団体と学生間でお互いにプラスの関係を築く事が出来たと感じました。

・子どもの貧困問題については、行政だけでは対応が難しい部分を、NPO・NGO・社会福祉協議会といった団体が担っていることを学びました。行政は平等性を重視するため柔軟さに欠ける一方で、民間団体はその補完的な役割を果たすことができます。それぞれの性質の異なる団体が連携し、足りない部分を補い合うことの重要性を強く感じました。

                                             以上