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「博士進学をもっと身近に!~ロールモデルから考える進学とキャリア~」を中央大学・上智大学・青山学院大学の3大学合同で開催しました

2026年10月23日

2026年9月15日(火)、中央大学・上智大学・青山学院大学の3大学は、上智大学四谷キャンパスにて、キャリアイベント「博士進学をもっと身近に! ロールモデルから考える進学とキャリア」を合同開催しました。

 

本イベントは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「次世代研究者挑戦的研究プログラム(SPRING)」に採択されている3大学が連携して企画し、株式会社LabBaseの運営協力のもと実施されたものです。当日は本学の学生・院生をはじめ、対面・オンラインを合わせて166名が参加しました。

 

■ 開催の背景:博士進学を考える「その前」からのキャリア支援

博士後期課程への進学者を増やし、イノベーションを担う高度研究人材を育成するためには、学部生が早い段階から大学院(修士・博士)進学を選択肢として捉えられる環境づくりが重要です。

しかし、「大学院での生活イメージが湧かない」「博士号取得後のキャリアパスが見えにくい」といった不安を抱く学生も少なくありません。本イベントは、実際に進学・修了したロールモデルの体験談を直接聴くことで、大学院進学や博士課程での学びをより身近なキャリアの選択肢として感じてもらうことを目的に企画されました。

 

■ 3大学の博士修了者によるロールモデル座談会

イベント前半では、本学を含む3大学の博士課程修了者3名による座談会が行われました。

登壇者からは、博士課程への進学を決めたきっかけや当時の迷い、研究生活の実態、そして現在のキャリアに至るまでの道のりが語られました。

質疑応答では、「研究で培った課題設定能力や論理的思考力が、社会でどのように活かされているか」といった点について、実体験に基づくリアルなエピソードが共有され、参加した学生にとって今後の進路を具体的にイメージする貴重な機会となりました。

■ 博士人材の社会での活躍と期待(企業講演)

続いて、博士人材を積極的に採用している企業による講演が行われました。企業の人事担当者や博士号を持つ社員登壇者から、民間企業において研究経験がどのように評価され、仕事に活かされているかが紹介されました。

専門知識にとどまらず、「答えのない課題に対して粘り強く挑む力」「情報を分析・整理する力」「専門性を越えた協働力」など、研究プロセス全体を通じて磨かれるポータブルスキル(汎用能力)が、社会の多様な領域で強く求められていることが強調されました。

 

■ 大学の垣根を越えた交流会と参加型企画

イベント終了後には、参加学生、博士修了者、企業関係者、大学関係者による交流会を実施しました。

交流会内では、博士ならではの視点や発想力を活かしてテーマに挑む参加型企画「博士大喜利」も行われ、終始和やかな雰囲気の中で大学や専門分野を超えた活発な対話とネットワーク形成が行われました。

■ 今後の展望:私立大学間連携による研究人材育成の推進

今回の3大学合同企画は、大学の枠を越えて共通の課題に取り組むことで、大学院進学の魅力や博士人材の可能性を社会へより広く発信する第一歩となりました。異なる環境や分野で活躍するロールモデルと接することは、学生にとっても視野を広げる絶好の機会となります。

中央大学では、JST-SPRING事業等を通じた博士後期課程学生への研究・生活支援(経済的支援・研究環境整備)に留まらず、キャリア形成支援や社会との接点拡大に向けた取り組みを推進しています

今後も他大学や産業界との連携を一層強化し、本学学生が大学院進学を自らの挑戦として捉え、修了後に社会の多様な分野でリーダーシップを発揮できるよう、支援体制の拡充に努めてまいります。