2026年9月8日(火)から11日(金)まで、ヨーロッパ最大級の国際教育会議・展示会である「EAIE(European Association for International Education)2026」が、英国・スコットランドのグラスゴーにあるScottish Event Campus(SEC)にて開催されました。
EAIEは、高等教育機関や教育関連団体の関係者が世界各国から集う国際教育分野を代表するイベントの一つで、国際教育の最新動向や大学間連携、学生交流推進に関する幅広い議論や情報交換が行われます。本年は、107か国から7,000人を超える高等教育関係者が参加しました。会場内のエキシビションエリアには、各国政府の教育機関や世界中の大学など1,200以上の組織がブースを連ね、活発なネットワーク形成や多角的な意見交換が行われました。
本学からは、副学長・国際センター所長の国松麻季教授、国際センター副所長の栗原文子教授、国際センター職員2名の計4名が参加し、海外協定校との関係強化や新規提携候補校との協議、国際教育に関する情報収集を行いました。

EAIE2026開場となったScottish Event Campus(スコットランド・グラスゴー市)

中央大学ブースで来場者を迎えるチュー王子。通りがかるたびに「かわいい!」と声をかけられ、大人気でした。
「Study in Japan」ブースでの広報活動と大学間協議
本学は、国際教育交流協議会(JAFSA)が運営する「STUDY in JAPAN(日本合同パビリオン)」にて個別ブースを構える主要大学として参加しました。
本学ブースには、欧州をはじめとする各国の大学関係者や留学担当者が訪れ、英語開講科目の内容、交換留学制度、学生支援体制などについて質問が寄せられました。また、国際化戦略「Chuo Global-X」に示される本学独自の国際教育の取組にも高い関心が寄せられ、教育プログラムや学生交流の可能性について意見交換が行われました。こうした対話を通じて、本学の教育・研究活動への理解を深めてもらうとともに、今後の学生交流や大学間連携の発展に向けた協議を進めることができました。
また、かつて本学で学んだ交換留学生で、現在は協定校のインバウンドコーディネーターとして本学との連携窓口を担っている方が、本学ブースに立ち寄ってくださいました。学生時代に本学で築かれたつながりが、年月を経て大学間の良好な協力関係へと発展していることを実感する機会となりました。
欧州の高等教育動向に関する情報収集
EAIE 2026では、「The Rhythm of Revolution(変革のリズム)」をテーマに掲げ、既存の枠組みを問い直し、国際連携・協働を通じて持続的な変革を生み出すことの重要性が提起されました。
本大会では、国際教育政策、学生交流、持続可能な国際連携、AIを含むデジタル技術の活用などをテーマとするセッションやワークショップも実施されました。
産業革命期からの歴史と伝統を受け継ぎながらも絶えず進化を続けるグラスゴーは、本大会のテーマを象徴する都市でもあります。そのような環境の中で、国際高等教育を取り巻く最新動向や各大学の取組への理解を深めるとともに、世界各国の関係者との交流を通じて新たな連携の可能性を探るなど、本大会ならではの貴重な機会となりました。
国際教育のさらなる発展に向けて
大学を取り巻く国際環境が大きく変化する中、高等教育機関には柔軟かつ戦略的な国際連携が求められています。本学においても、国際化戦略「Chuo Global-X」の推進を通じて、各学部が展開する専門性の高いプログラムをはじめ、多面的なグローバル教育の充実を図っています。今回のEAIE参加は、こうした取組を推進するための最新情報の収集と、海外大学・教育機関とのネットワーク強化につながる貴重な機会となりました。
本学は、EAIE2026で得られた知見やネットワークを活用し、今後も海外大学との連携強化、学生交流の活性化、教育研究の国際化を推進してまいります。