国際連携・留学

「“メディア” を知り、 アントレプレナーシップに触れようセミナー」番外編 あの起業家に会いに行こう

中央大学国際センターでは、2025年6月から7月にかけて開催した「メディア×アントレ」をテーマとしたセミナーの番外編として、セミナー内で紹介した起業家を実際に訪問するイベントを開催しました。

2026年2月10日午後、学生3人と学生起業支援コーディネーターでセミナーの講師・西村昌樹氏が、東京・渋谷のインキュベーション施設「SHIBUYA QWS」を訪問。「ギャル式ブレスト」という企業向け研修プログラムを手掛ける「合同会社CGOドットコム」のバブリー総長、そして、三井住友海上火災保険でイントレプレナー(社内起業家)として活躍する藤田健司氏のお2人から話を聞きました。

冒頭は学生3人の自己紹介からスタート。バブリーさんと藤田さんも学生へ次々と質問し、学生の興味関心を引き出しながらディスカッションが進みました。

バブリーさん、藤田さんと学生のやりとり(一部)

Q. バブリーさんは「ギャルマインド(周囲の評価や固定観念に流されず、自分の「好き」や「直感」を信じて真っ直ぐに突き進む、ポジティブで芯の強い内面的な姿勢)」を日本中に広めることに取り組まれていると聞きました。どういう経緯で「ギャルマインド」に注目されたのでしょうか。

バブリー 私の若い頃のギャルとの出会いがきっかけでした。私は勉強を頑張るようなまじめなタイプの生徒でしたが、その後入った進学校で、入学初日に先生から全員東大に行くようにといわれたことで、3カ月ほど不登校になりました。その時に、大阪の知人の元へ家出をしたのですが、知人の周りにいたギャルの皆さんに出会ったんです。そのギャルの皆さんはおしゃれに着飾っているだけではなく、自分で自分の好きなことをしっかり持っていました。「ギャルマインド」を持っていたんです。私はその姿に、宇宙人に遭遇したかのような新鮮な衝撃を受けました。

バブリー  それ以降私は、彼女たちを見習ってギャルになることを目指しました。そして自己表現ができるように変わることができました。この経験から「ギャルマインド」を日本中に広めていくことを自分の目的に掲げ、「ギャル式ブレスト」を手掛けるスタートアップを起業しました。

 

Q. 藤田さんは三井住友海上でスタートアップ向けの保険を手掛けていると聞きました。スタートアップ向けの保険とはどういうものでしょうか。

藤田 スタートアップは、これまで世の中に存在していなかったものを生み出すことを事業としています。リスクを伴って事業を進めると、これまでの保険商品のカバー範囲では対応できないケースが出てきます。スタートアップ向け保険は、こうした今までカバーできなかった範囲をサポートする保険となります。この保険があることで、スタートアップがいわゆる「0から1」を生み出すときに、安全に事業を育てていける環境を担保できます。
 保険で守る対象は2つあります。1つは「サービスそのもの」に対する保障で、これまでの保険と同様にスタートアップの提供するサービスで生じる損害を保証するものです。もう1つは「サービスを使う人」への保障で、これがスタートアップの信用を保険会社の看板で担保し、挑戦をサポートするものとなります。

Q. スタートアップ向けの保険の意義は何でしょうか。

藤田 2つの観点で「投資」だと考えています。1つは、日本にスタートアップの新たな事業が生まれるという、日本経済への投資という観点です。もう1つは、三井住友海上という会社がスタートアップ向け保険という新しい商品を開発することで、企業として新しい知見を学ぶことができるという観点です。

まとめ

1時間の訪問でしたが、最前線で活躍する起業家のリアリティ溢れる話を聞くことで、それぞれの学生がアントレプレナーシップについて考える機会となりました。

2025年6月25日~7月11日 「メディア」を知り、 アントレプレナーシップに触れよう |実施内容はこちらから(募集は終了しています)

アントレプレナーシップ教育の取組

中央大学ではアントレプレナーシップ教育を「不確実な状況で新しい価値に挑戦する精神を育てるための基礎教育」として、起業という限定的な活動に留めず、世界に通じるエコシステムのなかで力を発揮できるグローバルなマインドを持つ人材の養成を目指しています。