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学生団体『DCT』がバーベキューを通じた国際交流を実施

言語や文化の違いがあっても、食事や笑顔を通じて自然に交流できたことに感動

 2024年10月6日(日)、立川市の立飛ビーチにて、留学生とDCT(Diversity Creator Team)のメンバーがバーベキューを通じた国際交流イベントを実施しました。前回のゲームを通じた国際交流はキャンパス内で行いましたが、今回は夏の風物詩「バーベキュー」ということで、屋外の開放的な空間で参加者が記憶に残るようなアクティビティを企画しました。
 イギリス、フランス、ドイツなど様々な国から来た留学生18名とDCTのメンバー9名の計27名が参加し、食事と雑談を楽しみながら様々な交流を行いました。また、今回のイベントをきっかけにDCTの活動にも関心を持ってくれた学生もいたようです。
 イベントの準備から当日の様子、DCTでの活動について、DCTメンバーへの質問を通してご紹介します。

DCTメンバーにインタビュー

東潤生さん(文学部3年)と有賀圭祐(経済学部2年)に今回のイベントやDCTについて質問しました

Q. 今回のイベントを終えた感想は?

東さん:去年の6月からDCTに参加し、イベントも何回か経験しており、その中でいつもは留学生などの参加者との交流などの役割を担ってきましたが、今回はそれに加えて事前の買い出しや準備なども行っていたため、かなりエネルギーを使いました。ただ、当然どちらも留学生を楽しませようと奮闘したものだったので、やっていてとても楽しかった上に、イベントに参加していただいた方々も楽しそうで安心しました。イベント開始早々、名前用のガムテープとペンを急遽買いだしに行ったり、自身の英語力の低下が露呈したりするなど、些細なハプニングも起きてしまいました。それはそれでイベントとしての一興かなとは思っていますが、次回のイベントではよりスムーズに事が進むよう精進していきたいと思っています。

有賀さん:今回のイベントでは、非常に充実した時間を過ごすことができました。特に文化や言語の壁を越えて、みんなで楽しい時間を共有できたことが心に残りました。普段なかなか知る機会がない留学生の視点や文化に触れることで、新しい発見や学びも多く、自分の視野が広がった感じがします。 また、言語の違いがあっても食事や笑顔を通じて自然に交流できたことに感動しました。お互いの国について話し、異なる文化的背景を理解し合いながら一緒に食事を楽しむことで、国境を越えた友情が育まれたように感じます。 全体として、非常に楽しく有意義なイベントでしたし、今後もこのような交流の場に参加したいと思える体験でした。

Q. イベントを開催する上で心がけたことは?

東さん:私はイベント当日に参加者を盛り上げることに力を割いていたため、いかに参加者が「楽しかった」という思い出を残せるような雰囲気にするかを常に心がけました。今回のイベントで、多くの留学生と仲良くなれたり、DCTに興味を持ってくれた1年生(日本人の学生さん)もいたり、全体的にかなり盛り上がったイベントになりました。こう言うと「私のお手柄じゃい!」と言わんばかりのような文面になってしまいますが、今回のイベントではいつもよりかなり多くの参加者が来てくださっていたので、イベント裏方を尽力してくれたメンバー達あってのことです。ありがとうございました。

有賀さん:今回のイベントはあまり準備期間の取れない中での開催となったので効率のよい集客を心がけました。私達は留学生対象の新入生オリエンテーションに参加し、多くの人にイベントの存在を認知してもらい参加者を募集しました。

Q. イベントで記憶に残ったことは?

東さん:イベントに参加してくださった留学生達の出身国のバリエーションにいつも驚かされます。今回はイギリス、フランス、ハンガリー、ドイツ、ベトナム、ウクライナなど様々な国からの留学生が参加してくれ、それぞれの国独自の文化(食事や学校生活、お酒のコールなど)や価値観、笑いのツボなどが聞けてとても面白かったです。もちろん、情報を与えられていただけではなく、私達も日本独自の文化を教えたり、メンバーの1人が面白エピソードを披露して盛り上げたり、みなさんにしっかり笑顔になっていただきました。

有賀さん:様々な国から来た留学生と、言語や文化の違いを越えてコミュニケーションできたことが印象的でした。またイベントを通じて普段話すことの少ない留学生と交流ができ、新しい友達ができたのも良い思い出です。

Q. DCT に参加したきっかけは?

東さん:私は小学生の頃、アメリカに1年半住んでいたことがあります。英語は話せるのですが、あれからだいぶ時間が経ち、海外の方と交流する機会も減り、英語力が著しく低下していたため、どこか国際交流ができる環境がないかずっと探していました。そこで昨年の6月に、同じ学科で且つこのグループのリーダーである川面さんに紹介されたのをきっかけにDCTに入りました。

有賀さん:異なる国や文化を持つ人々と交流し、視野を広げたいと思ったからです。また、多様な価値観に触れながら新しいつながりを作り、異文化理解を深めていきたいと思ったためDCTに加入しました。

Q. 今後の目標やDCTでやってみたいことは?

東さん:これからも定期的にイベントを開いて、今回仲良くなった留学生とはより仲良く、そして新しい友達をさらに増やしていけたらいいなと思います。もちろん留学生だけでなく、国際交流に少しでも興味を持ってくれた在学生のみなさんも大歓迎です!

有賀さん:今後はより多くの方に参加していただけるような国際交流イベントを企画していきたいと考えています。そして国際交流に限らず様々な形の活動もしていきたいと考えています。

◇ ダイバーシティセンターと共に多様性について考え行動する学生団体『DCT』をご紹介 ◇

DCT こんにちは! 私たちDCT(Diversity Creator Team)国際交流部門は、異なる文化や背景を持つ人々が交流・連携できるイベントや集まりを積極的に開催しています。
 日本だけではなく、様々な国から集まったメンバーで構成され、言語や文化の違いを尊重し合いながら、相互理解を深めることを大切にしています。それと同時に、イベントの参加者が新たな友人やコミュニティを築けるように応援しています。そのために、DCTの他部門やG-ACEなど他の国際交流団体と提携して、様々な角度、視点からイベントを行っていきたいと思っています。
 ぜひ私たちの団体に参加して、世界中の人々との交流を通じて広い視野を得ると同時に、自分自身について、また異なる文化について理解を深めていきましょう!国際交流に興味がある方、新しい友人を作りたい方、世界をよりよく理解したい方、ぜひ私たちのグループに参加してみてください。一緒に素晴らしい経験をしましょう!