
2023年9月14日(木)・15日(金)、国際センター主催の「留学生オリエンテーション」が開催されました。
14日は多摩キャンパス FOREST GATEWAYホールにおいて90人の交換留学生を対象に、15日は国際経営学部の正規留学生を対象に実施されました。このオリエンテーションの中で、本学で国際交流活動を行っている学生団体による活動紹介の時間が設けられ、「DCT(Diversity Creator Team)」が活動紹介を行いました。
DCT(Diversity Creator Team)は、ダイバーシティセンターと共に多様性について考え行動する学生団体です。チーム内の国際交流部門では、留学生と国内学生が交流・連携できるイベントや集まりを積極的に開催しています。
オリエンテーションでは、活動紹介に加えて「異なる文化や背景を持つ人々が交流することのおもしろさ」、「異文化で過ごす中での友だちの存在の大きさ」、「イベントに参加して友だちを作ろう」等、留学生たちに英語で呼びかけました。
以下で、活動紹介を行ったDCTメンバーの感想をご紹介します。
DCTメンバーの感想と今後の抱負 < Let's make friends! ~私たちと友だちになりましょう!>

▲自身の海外体験を例に挙げながら熱く語りました
川面 裕哉さん(文学部2年/DCTリーダー)
オリエンテーションでの告知は、どんな感じでやろうかと考え、いろいろ試行錯誤してたどり着いたのが「カビゴンを着る」ことでした。カビゴンの着ぐるみを着て登場したとき、実は頭が真っ白になり、後悔もしました。しかし、終了後に多くの留学生が「カビゴン!発表よかったよ!」と話しかけてくれて、やってよかったなと思っています。私は留学生が帰る時に、「日本に来てよかった、帰りたくない」と言ってくれたり思ってくれるよう、さまざまなイベント通して日本の良さを伝えていきたいと思っています!
市川 怜央さん(総合政策学部1年)
大勢の前に出て発表することが滅多にないのでとても緊張しましたが、なんとかやり切ることができました。つたない英語でしたが、パッションを持って話したことで、留学生の皆さんの反応を得ることができたと思います。
これから開催するイベントでは、さまざまな国のゲームや遊びを予定しているのでとても楽しみにしています。また、他国の人と話す機会がないのでたくさんお話ししたいです。旅行でオーストラリアに行ったことがあって、そのときは英語が話せなくて、友だちを作ることができませんでした。もっと語学力を身につけ、イベントでは積極的に話していきたいです。

▲オリエンテーション後の記念撮影
チェンさん(文学部2年)
9月14、15日の二日間のオリエンテーションでは、多くの交換留学生が参加してくれました。一人で来た学生、友だちと来た学生、すでに小さなコミュニティを作っている学生など、さまざまな留学生を見ました。やはり日本という新しい土地だからか、期待と不安を抱いた学生が多く見受けられました。彼らは日本に対する興味が強く、私たちと積極的に交流し、多くの交換留学生とも交流を深めたいと思っているはずです。イベント開催を通じて、より親交を深めるとともに、オリエンテーションで話す機会のなかった学生とも交流できたらいいなと思います。
そして留学生の皆さん、日本語は世界の言語の中でもトップクラスで難しいです。日本人でも理解できない言葉が普通にあります。本当です。もし、日本語でわからないことや困ったことがあったら、いつでも私たちを頼ってください。中央大学での留学経験が価値あるものになることを願っています。

▲7月に開催した国際交流イベントの様子
荒木 彩里さん(総合政策学部1年)
私は初めて留学生の前で説明するという貴重な経験をしました。当日は本来の形でなかったとはいえ、留学生の方々は熱心に私たちの話を聞いてくれました。留学生の目は、日本に来たことへの期待と不安が入り混じっているようでした。そんな新たな地に来た新しい仲間に、私たちは何かお手伝いをしたい。どうにかして彼らに日本を好きになってもらいたい。その一心でこれまで企画を立ち上げて実行し、今回の留学生説明会にも参加させていただきました。
私たちの活動が留学生の方々に役に立っているかどうか、私たちは自問自答を続けるばかりです。それでも1人でも留学生がこの居場所を欲しているのであれば、この活動を続けていきたいます。私たちは今はまだ勢いだけの小さな団体です。この輪をどんどん大きくして、留学生と私たち自身が一緒に話ができるだけでなく、一緒に居場所を作ることができる仲間になっていけたらうれしいと思っています。
◇ 『DCT(Diversity Creator Team)』はダイバーシティセンターと共に多様性について考え行動する学生団体です◇
DCT(Diversity Creator Team)国際交流部門では、異なる文化や背景を持つ人々が交流・連携できるイベントや集まりを積極的に開催し、イベントの参加者が新たな友人やコミュニティを築けるように応援しています! メンバーは日本だけではなく、さまざまな国から集まっており、言語や文化の違いを尊重し合いながら、相互理解を深めることを大切にしています。
ぜひ私たちの団体に参加して、世界中の人々との交流を通じて広い視野を得ると同時に、自分自身について、また異なる文化について理解を深めていきましょう!
国際交流に興味がある方、新しい友人を作りたい方、世界をよりよく理解したい方、ぜひ私たちのグループに参加してみてください。一緒に素晴らしい経験をしましょう!