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日・EUフレンドシップウィーク企画展『 Fika ~北欧の国スウェーデン~』同時開催☆EUクイズ(多摩・中央図書館)
2023年06月15日

「スウェーデンは美しい国というイメージがあって興味があったので寄ってみました」と、展示書籍に見入る学生(1年)

企画展のポスター
多摩キャンパス中央大学図書館は、EU情報センター主催による「Fika ~北欧の国スウェーデン」と題した企画展を2階展示スペースにおいて開催しました。毎年5月9日の欧州連合(EU)の創立記念日(ヨーロッパデー)を祝して、国内各地のEU情報センターが「日・EUフレンドシップウィーク」に参加して様々なイベントを行っています。本学図書館EU情報センターでは、上半期のEU理事会議長国であるスウェーデンに焦点を当て、スウェーデンに関連するさまざまな書籍や資料を展示する企画展を開催しました。
展示スぺースには、北欧スウェーデンの暮らしや文化を知ることのできる60以上の書籍・資料が展示され、注目展示として、写真展として全国各地を巡回した『Swedish Dads』(スウェーデンのパパたち)の写真集、と『私はカーリ、64歳で生まれた』が特別に紹介されました。
この企画展の反響は大きく、当初の予定より開期を1週間延長して行われ、学生、教職員のみならず、一般の方にもご来場いただきました。また、同時開催されたEUクイズには、100人を超える方が参加しました。
中央大学図書館国際機関資料室★企画展『 Fika ~北欧の国スウェーデン』
「ヨーロッパ・デー」(EU創設記念日=5月9日)を記念した展示イベント『 Fika~北欧の国スウェーデン』を
多摩キャンパス 中央図書館で開催。EUクイズも同時開催。
■期 間:2023年5月29日(月)~6月15日(木) ※日曜を除く(月~土=9:00~22:00)
■場 所:多摩キャンパス 中央図書館2階展示スペース
■主 催:中央大学図書館国際機関資料室 ■後 援:駐日欧州連合代表部
注目の展示資料

この企画展では、スウェーデンに関する書籍・資料が60以上の展示されました。特に注目書籍が、写真集『Swedish Dads』(スウェーデンのパパたち)、と『私はカーリ、64歳で生まれた』の特別展示です。
『Swedish Dads』は、育児に積極的にかかわることを決意したスウェーデンのパパたちの日常を垣間見ることのできる写真集です。2023年1月まで写真展として日本全国で巡回され、好評を得た作品が多数掲載されています。
『私はカーリ、64歳で⽣まれた』については、「戦争から生まれた憎しみと希望や深い愛情が交錯する実話です。カーリさんご自身の自著へのサインから彼女の深い感情に思いを馳せてください」と、中央図書館・国際機関資料室の渡邉さん(写真)に説明していただきました。
『私はカーリ、64歳で生まれた』〔著〕カーリ・ロースヴァル、ナオミ・リネハン
原書、スウェーデン語版、日本語版の同時展示

ロシアによるウクライナ侵攻により、一番の弱者である子どもたちが犠牲になっています。本書では戦争に巻き込まれた罪のない子どもたちの人生について語られています。戦争の残酷さについて深く考えることのできる1冊です。本書のオリジナル版(英語)・スウェーデン語版も展示ケース内で見学できました。オリジナル版には、原著者カーリさんのサインがあり、その複写を見ることができました。
海象社公式ホームページ「つれづれ 2023.6.2」に、本学の展示会が紹介されました
「原書、スウェーデン語版、日本語版~三つの『私はカーリ、64歳で生まれた Nowhere‘s child』、中央大多摩キャンパスで展示」

写真集『Swedish Dads』(スウェーデンのパパたち)
育児休暇を6か月以上取得したパパたちのリアルな日常生活が紹介されています。育児休暇を取得する父親がまだまだ少ない日本で広く読まれてほしい写真集です。
※『スウェーデンのパパたち』写真展は、スウェーデンはもとより、ベトナム、中国、ルーマニア、ウガンダ、ドイツ、アメリカ、スイス等、65カ国以上の国々で開催されました。日本では、2017年8月~2023年1月末までの期間に開催し、47都道府県すべて、96会場で展開され、200,000人以上の来場者が鑑賞しました。
【スウェーデン大使館HP】『スウェーデンのパパたち』巡回写真展
スウェーデンに関する60以上の書籍・資料を展示
スウェーデン人作家の作品、スウェーデンを舞台にした作品、スウェーデン人の暮らし、Diversity、ジェンダー、文化など、スウェーデンに関連する図書を多数展示されました。展示のディスプレイにも注目です。スウェーデンの豆知識が丁寧に書かれたポップやグッズが展示書籍の隙間に並べられ、北欧らしさが演出されていました。





同時開催★EUクイズ

大好評でした!「クイズに答えて、EUオリジナルグッズをgetしよう!」
展示の中にクイズの正解が見つかるというクイズには100人を超える方が参加! 正解するとEUオリジナルグッズ(非売品)のエコバッグやトランプ、文具類などがプレゼントされることもあり大好評でした。
日・EUフレンドシップウィークとは
日本と欧州連合(EU)の相互理解を深めるために、2001年からスタートした交流プログラムです。
5月9日の欧州連合(EU)の創立記念日(ヨーロッパデー)を祝して、駐日欧州連合代表部(EU大使館)が全国のパートナー機関・団体とともに、さまざまなイベントを開催しています。中央大学国際機関資料室/EU情報センターは日本国内の18大学に設置される「EU情報センター」のひとつです。「日・EUフレンドシップウィーク」には毎年参加し、展示会などを実施し多くの参加者から好評を得ています。
国際機関資料室とは

1994年6月、ニューヨークの国連本部付属ダグ・ハマーショルド図書館によって、中央大学に日本国内13番目の国連委託図書館が設置されることが決まりました。これを受け、1979年から経済研究所に設置されていたEC資料センター(現EU情報センター)の機能を統合する形で、1995年4月、中央図書館に国際機関資料室が開設されました。
国際機関資料室は、国連とEUそれぞれから資料の寄贈を受け、本学学生・研究者だけでなく、広く市民にも利用提供する役割を担っています。2つの役割を兼ね備えた図書館は、全国で8館、首都圏でも本学を含めて3つを数えるのみです。貴重な資料を学修・研究にぜひ役立ててください。