【FLP国際協力】中川康弘ゼミの八王子市立第五中学校見学調査の報告

竹内校長(中央向かって右)・八重幡副校長と

中川ゼミでは、2022年6月10日(金)、演習A-Cの10名で八王子市立第五中学校夜間学級の見学調査を行いました。参加ゼミ生一同、夜間学級の状況、クラス運営の取り組みについて主体的に学ぶ貴重な体験を得ました。
はじめに、校長先生と副校長先生から、学校の概要や教育目標、夜間学級が担っている使命、そして学校生活についてお話をうかがいました。次に、各自が取り組んだ事前課題の講評もいただきました。そこで現場から考えることの大切さと、「生徒たちには学びたいことが大前提にある」という校長先生の言葉に重みを感じました。その後、日本語の補習と社会、数学の授業を見学しました。先生と対話形式で行う場面では、生徒の母国の有名な観光地を題材にして日常会話を学んだり、生徒同士でわからないところを助け合ったりする姿が印象的でした。またクラスの掲示物から、先生の温かいメッセージや生徒たちの熱い学ぶ意欲、そして意志を感じました。
教育現場から日本の多文化多言語状況に触れた私たちは、引き続き、言語文化・教育を通じた国際協力を探求していこうと思います。

執筆：新村綾菜（文学部心理学専攻2年）