キャリアセンター

【注意喚起】長期インターンシップについて ー友情商法・ブラックインターンシップにご注意くださいー

2025年05月19日

最近、「友⼈(先輩、エージェントなど含む)から、長期インターンシップを勧められたが、参加したほうがよいか。」といった相談が、キャリアセンターに多数寄せられています。

 

長期のインターンシップ(就業体験)は、実際に活躍するビジネスパーソンと一緒に働くことで、短期間のインターンシップでは得られない仕事の醍醐味を味わうことができ、大変魅力的であり、社会人基礎力を養う貴重な経験でもあります。

 

しかし、学生を単なる「労働力」として扱う企業もあるため、インターンシップ選びには注意が必要です。長時間労働や深夜の時間帯での勤務を強いたり、ノルマを課したり、賃金を適切に支払わなかったりするなどの「ブラックインターンシップ」が増えていることが報告されています。こうしたブラックインターンシップは、「友情商法」と呼ばれ、友人や知人等から勧誘を受けたことがきっかけとなっていることが多いのも特徴です。

 

また、長期インターンシップに取り組む理由として、「就活に有利そうだから」、「ガクチカがないから」、「営業スキルを身に着けることができそうだから」との声が多いですが、

ガクチカについていえば、何をどんなふうにやり遂げて、何を学んだかを伝えることが重要で、必ずしもインターンシップである必要はありません。現在続けている、サークル活動やゼミ活動、ボランティア、アルバイトなどをしっかり、深く活動すること、極めることが大切になります。そこに、「あなたらしさ」を表すことができます。

 

もし、インターンシップについて、怪しく感じたり不安や心配になったりしたら、慎重に検討し、キャリアセンターや専門機関の相談窓口に相談してください。

 

 

<相談窓口>

中央大学キャリアセンター

   042-674-3500

 

東京都労働相談情報センター