野島記念BusinessContest
2025年度ノジマアントレプレナーシップ塾Bコースを実施しました
2026年03月31日
ノジマアントレプレナーシップ塾Bコースでは、2025年12月~2026年2月にかけて事前合宿・事前研修を行い、2026年2月11日(水)~2月20日(金)にかけて米国サンフランシスコにて海外研修を実施いたしました。本プログラムは、本学学員の(株)ノジマ代表執行役社長の野島廣司氏による学術奨励基金事業です。野島廣司学術奨励基金規定に基づき、野島氏の篤志(とくし)を具現化するとともに、学生の起業家精神を涵養(かんよう)し、実業界において活躍する人材の育成に資する事業を実施することを目的としています。
事前合宿(国内) 2025年12月13日(土)~14日(日)
1日目は、オリエンテーション・自己紹介を行い、「なぜノジマアントレプレナーシップ塾Bコースに参加したか、何を学びたいか、参加した後にどう変わりたいか」など、双方的に発言し合いました。その後は、「思い込みワークショップ」と題して、思い込みから脱却して物事を考えるワークショップを実施しました。
2日目は、チームを形成してシリコンバレー滞在中のプランを考案しました。それぞれが思い描いていることをチームで取り組む難しさを感じつつ、参加学生一人一人が自らの想いを実現できるよう、ディスカッションを実施しました。
初対面の学生もいた中、2日間の事前合宿を通じて、学生同士の距離が一気に縮まり、今後の活動に向けて、やる気に満ち溢れたまま帰路につきました。
事前研修 2025年12月~2026年2月(計4回)
事前研修では、「ネットワーキングチャレンジ」として、ネットワーキングの重要性やアプローチ方法などを学んだうえで、海外研修で会ってみたい人に自らの想いなどを伝えてみるワークを実施しました。約200人にアプローチしてみた学生、繋がった人からまた繋げてもらうなど、それぞれが様々な方法でアプローチを試みる行動力が見えました。
また、参加学生・講師・事務局全員がLINEで繋がり、いつでも連絡・相談ができる体制を整えました。学生同士で事前課題を共有したり、事務局に手続き面の申請の相談をしたりするなど、海外研修に向けて準備しました。
海外研修(米国) 2026年2月11日(水)~20日(金)
Day 1
各自で航空券の手配をし、いざシリコンバレーへ。事前研修期間中は、オンラインでのコミュニケーションがメインでしたが、空港ではすでに積極的に交流していました。米国到着後は、宿泊先で早速ピザパーティを実施しました。旅の疲れを感じず、次の日から始まる研修に向けて、交流を深めました。
Day 2
午前中は、スタンフォード大学の日本語のクラスに参加し、日本語を学ぶ学生と交流。中央大学生は積極的に英語を活用し、スタンフォード大学生は日本語を活用して、それぞれの出身国や米国と日本の文化の違いなどを話し合いました。また、Panasonicでご活躍されている植原様に、現在の仕事を通して目指している目標などご講演いただきました。
午後は、現在、総合商社や広告会社、消費財メーカー等から企業派遣としてスタンフォード大学のMSxに通われている現役学生との対話を実施しました。就職活動を控えている学生たちにとっては夢のような瞬間であったと同時に、企業に勤めながらも自己研鑽をしていくことや挑戦を続けていくチャレンジ精神など、世界トップのビジネススクールの学生から学ぶことは非常に大きな経験となりました。

スタンフォード学生との交流

Panasonic植原様と学生
現役MSx生(日本人)との対話
Day 3
サンフランシスコ・サンノゼ内でリサーチミッションに挑戦しました。事前合宿で結成したグループで企業訪問等を実施するにあたり、なかなか結果が身につかなかったグループもありましたが、学生同士で協力し合い、すべての学生が企業訪問等を実現させました。
Salesforceでは、「株式、製品、就業時間の1%を社会貢献活動に充ててきた。」というメッセージの下、学生に対しても誠意をもってご対応くださいました。

Salesforceへ訪問

Googleへ訪問
Day 4,5
2日間自由行動として、サンフランシスコ近郊の観光や仲を深めるために宿泊先での料理など、それぞれが楽しみつつ、旅の疲れを回復させるための2日間となりました。また、夜には講師の方々に対して、この活動での目標や今後の将来に向けてどのように行動すべきか、積極的に聞きに行く姿が見られました。学生と講師の垣根を超えた瞬間でもあり、今後の活動に向けて「本音を言い合える仲」として活動できる関係性がうまれました。
Day 6
午前中は、グループに分かれて、自身が米国のスタートアップ企業の社員として生み出す新たなビジネスを考案する、デザイン思考のワークショップを実施しました。様々なアイディアが出てくるものの、実現の可能性など、難しさを感じる場面がありましたが、すべてのグループが時間内に発表することができました。また、UC Berkeleyの学生たちに宿泊先にお越しいただき交流をしました。
午後は、スタンフォード大学経営大学院で1番人気の授業と言われているTouchy Feely(正式名称:Interpersonal Dynamics)を実施しました。普段、感情をそのまま口に出すことが少ない中、最初は難しさもあったように感じられましたが、次第に「本音」で言い合える環境になり、学生間の距離が一気に縮まったと同時に、徹底的に自分と向き合い、他者との関係性を学びました。

デザイン思考について学ぶ様子

グループ発表の様子
Day 7
午前中は、ハーバード・スタンフォード教育大学院を修了され、現在はNPO法人EdFuture代表理事・ボストン市教育委員会指導主事としてご活躍されている中村様をお招きし、これまでのキャリアや大学時代の諸活動についてご講演いただきました。学生たちは当事者意識を持ちながら、「一歩を踏み出すことの重要性」について深く学びました。
午後は、Appleのエンジニアとしてご活躍されている秋場様とお話をする機会をいただきました。誰もが知る大企業で働かれている日本人としてのマインドなどを学びました。また、Japan Innovation Campusに訪れ、Osaka innovation Hub主催のピッチイベントに参加し、現役起業家や投資家たちと交流しました。
夜は7日目同様、Touchy Feelyを実施し、本音トークで自身の発言が相手に与える影響について、体験しながら学びました。

中村様との対話の様子
秋場様との対話の様子
Japan Innovation Campusにてピッチイベントの運営をお手伝い
Day 8
3日目同様、ネットワーキングの集大成となる個人ネットワーキングを実施しました。グループでの活動ではなく、それぞれがアポイントを取り、研修期間中に繋がった方々と会いに行く学生やスタンフォード大学に行く学生、企業訪問に行く学生など、それぞれが思い残すことなく、アントレプレナーシップをもって活動しました。
夜は研修最終日の発表に備えて、学生達で研修の振り返りをしました。海外研修期間中、非常に多くの刺激を受けながらも必死にメモを取り、学生同士で振り返りを行っていました。

Analog Devicesについて学んでいる様子

Analog Devices山田様との対話
Day 9
午前中は、グループ活動や個人ネットワーキングなどの続きを実施しながら、言語システムの開発を行っているHiroshi Mendoza様をお招きし、これまでの経験や現在の活動などをお話しいただきました。
午後は、これまでの研修を通して学び、これからどのように行動・挑戦していくか、一人ひとりが宣言をしました。最後には、本事業の目的を再確認したうえで、「アントレプレナーシップ=起業」と捉えるだけではなく、「不確実性の伴う状況で新たな創造に挑戦するマインドの醸成」を再認識し、本プログラムの全体活動を修了しました。
参加学生の声
・自分の将来設計をもっと視野を広げて考え始めることができた。何をしたいか、世界に何の影響を与えたいかが最も大事だと思った。
・人との繋がり(参加学生同士も含め)がもたらす影響力の大きさを知った。人との直接の関わりが自分の人生にたくさんのことをもたらしてくれた。
・自分の成長に限界はないし、これからいろんなことにもっと挑戦してみようと思えた。
・自分の話を聞いてもらえたことがとても嬉しく、また、メンバー一人ひとりに合ったテーマで講師が面談をされていたこと、参加学生に対する熱い想いに感銘を受けました。
講師の紹介
D-COMPASSの石川峻平氏・玉巻秀規氏は、スタンフォード大学経営大学院(Stanford GSB)のMSxプログラムを修了され、現在はアントレプレナーシップ&キャリア教育を提供されています。ノジマアントレプレナーシップ塾Bコースでは、これまでのキャリアやスタンフォード大学での経験を活かしたプログラムの策定をしていただきました。

D-COMPASS 石川峻平氏

D-COMPASS 玉巻秀規氏

