
世界水泳2025表彰式で銅メダルを掲げる村佐選手(写真提供:共同通信社)
7月29日(火)世界水泳(シンガポール開催)の男子200m自由形決勝において、本学水泳部の村佐達也さん(総合政策1年/イトマン東京所属)が銅メダルを獲得しました。
決勝の1分44秒54は自己新記録、そして日本新記録となり、同種目では2019年の松元克央選手以来6年ぶりメダル獲得の快挙となりました。
村佐選手は、高校3年生だった昨年はパリ五輪にリレーメンバーとして出場し、7位入賞。中大生として迎えた今回の世界水泳は、3月の日本選手権を初優勝して出場切符をつかみ取りました。
前日(7月28日)の予選はエントリー60名中5位で通過、準決勝も6位となり、上位8名による決勝に進みました。決勝では最初の50mは8番手のところから徐々に順位を上げ、ラスト50mで勝負のスパートをかけて5番手から2人抜きの3位となりました。
メダルを手に帰国した村佐達也選手(写真:中央大大学スポーツ振興・強化推進事務室)
【8月7日追記】
帰国した村佐選手からコメントをいただきました。
「自分自身初めてとなる世界水泳で目標であった日本新記録でメダル獲得することができとても幸せです。
嬉しい気持ちとともに世界の舞台でさらにいい色のメダルを取りたいと思いました。
やっと世界と肩を並べて戦うことができるので、これがゴールでなくスタートラインに立ったと思い、これからも油断せず努力を重ねていきます。応援ありがとうございました。」
決勝のラスト50mは「ポポビッチ選手についていければ」という気持ちで追い上げたという村佐選手。
9月にはインカレや国民スポーツ大会への出場を予定し、楽しみにしているとのことでした。
常に先を見据え、前へ前へと進み続ける村佐選手への応援をこれからもよろしくお願いいたします。
池本選手はリレー種目にも出場予定(写真提供:イトマンスイミングスクール)
【8月4日追記】
また、村佐達也選手、池本凪沙選手は各種リレーにも出場しました。
池本凪沙選手が第4泳者で出場した女子4×100mリレーは予選を5位で通過し、決勝で7位に入賞しました。女子の4×200mフリーリレーは8位入賞、男女混合の4×100mメドレーリレーは7位入賞です。
池本選手はこの他、混合4×100mフリーリレーも含めてリレー4種目に出場。女子自由形の日本のエースとして今後も世界での活躍が期待されます。
村佐達也選手は、男子4×200mのフリーリレーに出場。第1泳者として1位でつなぎましたが、結果は予選10位でした。池本選手とともに混合4×100フリーリレーにも出場し、これからますますの活躍が期待されます。
世界の舞台で泳ぎ続ける白門スイマーたちの応援をこれからもどうぞよろしくお願いいたします!
<出場(結果)>
男子200m自由形 村佐 達也 選手 ★銅メダル獲得!
(7月28日 予選、準決勝 7月29日 決勝)
女子200m自由形 池本 凪沙 選手 予選18位
(7月29日 予選)
女子100m自由形 池本 凪沙 選手 予選25位
(7月31日 予選)
リレー種目
混合4×100mメドレーリレー
・7月30日12:58 予選 ★決勝進出!(第4泳者:池本選手)
・7月30日 21:47 決勝 ★7位入賞! (第4泳者:池本選手)
女子4×200mフリーリレー
・7月31日12:35 予選 ★決勝進出!(第1泳者:池本選手)
・7月31日21:44 決勝 ★8位入賞! (第1泳者:池本選手)
男子4×200mフリーリレー
・8月1日12:49 予選10位(第1泳者:村佐選手)
混合4×100mフリーリレー
・8月2日12:09 予選14位
(第1泳者:村佐選手、第3泳者:池本凪沙)
男子4×100mメドレーリレー
・8月3日12:02 予選13位
女子4×100mメドレーリレー
・8月3日12:21 予選 ★決勝進出!(第4泳者:池本選手)
・8月3日21:49 決勝 ★7位入賞! (第4泳者:池本選手)

決勝を3位でゴールしガッツポーズする村佐選手(写真提供:共同通信社)

金メダルのダビド・ポポビッチ選手(ルーマニア、写真奥)と讃え合い喜びを爆発させる村佐選手(写真提供:共同通信社)