スポーツ振興

パリ五輪 上野優佳選手 祝 銅メダル獲得(フェンシング女子フルーレ団体)

銅メダル獲得に喜ぶチーム日本。左から宮脇花綸選手、上野優佳選手、菊池小巻選手、東晟良選手(写真提供:共同通信社)

8月2日(金)上野優佳選手(2024年法学部卒業 所属:エア・ウォーター)がフェンシング女子フルーレ団体に出場し、強豪のカナダチームと1ポイント差の激闘を制して、日本女子フルーレ史上最高の銅メダル獲得しました。

強豪ひしめく中、最後まで奮闘し悲願のメダルを獲得した女子フルーレ団体メンバー(東晟良選手、上野優佳選手、宮脇花綸選手、菊池小巻選手)に大きな拍手を送りたいと思います。

フェンシング女子フルーレ団体は、8チームが出場して行われ、1チーム3人ずつが総当たりで戦い、9回の対戦で合計ポイントが多かったチームか、先に45点を取ったチームが勝ちとなります。

 

2023年W杯 ダイナミックなアタックの上野選手(右)(写真提供:©日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE)

【初戦の準々決勝】

ポーランドに45対30で勝利 
世界ランキング4位の日本は、初戦の準々決勝で世界5位のポーランドと対戦し、序盤はリードされましたが、3人目の宮脇選手が逆転したあとはリードを広げ、45対30で勝って準決勝に進みました。

【第2戦の準決勝】

イタリアに39対45で敗れ3位決定戦へ 
世界ランキング1位イタリアと対戦し、序盤にリードを奪われ一時は11点差をつけられました。
最後の9戦目は上野選手。30対40とリードされて迎えた最後の対戦では、上野選手が5連続ポイントを奪うなどして4点差まで詰め寄りましたが、最後は39対45で敗れ、決勝に進むことはできませんでした。

 

2024年W杯 激しい攻防を繰り広げる上野選手(左)(写真提供:©日本フェンシング協会/Augusto Bizzi/FIE)

【メダルをかけた3位決定戦】

カナダに32対33で勝利!見事に銅メダル獲得!
序盤は積極的な攻めでリードを奪いますが、差を縮められ、最終の第9試合で1ポイント差にまで追いつかれます。
最後は上野優佳選手が1ポイントを守りきり、32対33で勝利し、日本のフェンシングの女子で初となる銅メダルを獲得しました。

本学関係者としては、2016年リオデジャネイロ五輪の飯塚翔太選手(陸上競技男子4×100mリレー)の銀メダル以来のメダル獲得となりました。

多くの皆様にご声援をいただきありがとうございました。

引き続き日本代表と白門オリンピアンへの熱い声援をお願いいたします。
 

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