ボート部

連載47回 ボート部

2014年11月06日

 今季の公式戦を全て終え、来季へ向けて新体制で練習をしているボート部。今回は肥田健太郎主将(文3)、高祖智子(理工3)、水本郁人(理工2)、亀井恵利沙(理工1)に、ボートのことから普段のことまで、いろいろなお話を伺いました。

左から肥田、高祖、亀井、水本

-ボートを始めたきっかけは
肥田「友人にボート部の練習を見に行くのに誘われたのがきっかけですね。ボートの面白さとかよく分からず始めました」
高祖「高校では元々水泳部でした。水泳部を辞めた後学校にボート部のポスターが貼ってあって何となく先生に引きずり込まれて始めました(笑)」
水本「兄がボートをやっていて、兄の応援に行ったのがきっかけです。中学から地元のスポーツクラブではじめました」
亀井「高校受験の面接で、中学に無かった家庭部やボート部に興味がありますって言ったら、何かの縁でその面接官がボート部顧問だったことがきっかけです。試合を見に行った時、高祖さんが優勝したのを見てインターハイとかに憧れて(笑)」

-中大を選んだ理由は
肥田「面白そうだったから」
高祖「高校のボート部関係者に中大OBが多かったからです」
水本「高校にボート部が無くて、理系でもボートをやっている人がいると聞いて」
亀井「高祖さんがいたからです(2人は同じ高校)」

-中大の雰囲気は?
水本「アットホームな雰囲気ですね。でもやるときは厳しく。先輩からの無茶振りもあります(笑)」
亀井「女子は少ないけど楽しい感じです」

-オフの過ごし方は?
肥田・高祖「3年生みんなでご飯を食べたりお酒を飲んだりすることが多いですね。みんなでワイワイします!」
水本「部員や他大学の人とご飯を食べます。あと、いつもより寝ます」
亀井「ご飯ですかね。実家が東京なのでよく帰省します」

-部内で流行ってることはありますか?
高祖「夏は妖怪ウォッチが流行ってたけどね・・・何だろう」
亀井「ご飯をみんないっぱい食べてますよね。白米のグラム数を計って競いながら食べてますね(笑)」
肥田「ご飯をいっぱい食べる選手権、ということで(笑)」

-(寮がある)戸田はどのような所ですか?
肥田「ボート的には賑やかですね。総じてフレンドリーだと思いますね」
高祖「いろいろな大学や企業の人たちがいるので、色々な視点に出会えるのですごく楽しい」
水本「ボートコース周辺が一つの集落みたいな感じですね」

全日本選手権大会で3位入賞した舵手付きフォア

-亀井さんに質問です。高校生の時からの環境の変化は何かありますか?
亀井「練習の量と質があがりました。寮生活で、朝練をして、学校が終わった後も練習があるので環境が全然違います。女子が多い高校だったので、男子が多い環境も新鮮です。いい刺激をもらって練習させてもらってます」

-水本さんに質問です。レース前のルーティーンなどありますか?
水本「特別なことはあまりしないですね。でも、試合前にもの凄く緊張してしまうので、普段通りにするために音楽を聴きます」

-高祖さんに質問です。女子部員2人で良いことや困ったことはありますか?
高祖「ふらっとご飯に行けます。高校から同じなので、気も遣わず楽です(笑)練習や出場できる競技が制限されている部分はあるので、その点は他大と比べてもったいないなと思います」

-肥田主将に質問です。理想の主将像を教えてください。
肥田「嫌われてもいいので、チームを勝利に導くことができるキャプテンですかね。最終的にみんながハッピーになれればいいんじゃないかと思ってます」

-来季の目標を教えてください
亀井「来年のインカレでしっかり優勝を目指す。高祖さんに勝ちます(笑)」
高祖「おっ言われた・・・負けられないなあ(笑)」
水本「個人としては国体の選手になれるようにしたいです。チームとして、エイトにのってインカレ、全日本優勝したいです。しっかり取っていきたい」
高祖「女子みんなで勝ちにいきたいです。最後の1年なので、自分のやれることをやって、不完全燃焼せずに引退したいです」
肥田「歴代で一番の結果を残せるチームでありたいなと。エイトはもちろん取るし、自分のイメージ的には、基本的にインカレは全部決勝へ行ってて。(引退する時)あのチームすごく良かったねって言われたいです」

-最後に読者に一言お願いします
肥田「競技がマイナーなので、知らない人がほとんどだと思います。ですが、僕らは一生懸命練習をしているので。是非、生で見てください」
高祖「生の迫力は見に来てくれないと分からないので、とにかく来てください! 応援よろしくお願いします」

お忙しい中取材を引き受けてくださったボート部の選手の方々、本当にありがとうございました。取材中は終始笑顔にあふれ、ボート部の仲の良さが伝わってきました。


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記事・写真:「中大スポーツ」新聞部