水泳部
水泳部（競泳） ジャパンオープン2015 ２日目
2015年05月25日
５月23日 東京辰巳国際水泳場
砂間 表彰逃すも４位入賞
ジャパンオープンは大会２日目、砂町敬太（法２）が200ｍ背泳ぎで決勝に進出し、４位入賞と活躍を見せた。黒木満佐子（文４）も50ｍバタフライで７位と入賞した。
▲200ｍ背泳ぎ予選スタートの瞬間。砂間は２分を切るタイムで決勝進出を果たした
「入江さんがいるから（優勝は）無理だなと思ってました」。苦い顔でコメントした後、すぐに真剣な表情で続けた。「でも、積極的に取り組もうと思っていたので」。厳しいレースになることは、砂間自身が一番良く分かっていた。200ｍ背泳ぎ決勝。１分58秒91と、予選を上回るタイムで泳いだが、表彰台にあと一歩届かなかった。150ｍのターンで１分28秒12と３位についけていたものの、金子（日本代表）に０.53秒をまくられた。
予選をトップ通過していた。４月の日本選手権でも出せなかった１分59秒台にのり、「タイム的には満足でしたね」とほおをほころばせた。大会の時期が早まったこともあり、日本選手権後の練習期間は約１カ月。折り返しが多い短水（25ｍ）の練習メニューで、スタートとターンからのバサロの強化に努めた。練習の成果がタイムに現れ「満足。出し切れました」と喜んだ。
直近の目標は７月に韓国の光州で行われるユニバーシアード競技大会で結果を残すことだ。「ユニバは世界水泳より早く行われるので、上の方々にプレッシャーをかけるというか、びっくりさせたいですね」。笑顔で大舞台に向けての展望を語った砂間。１年次から結果を残し続けてきた男の勢いはとどまりそうにない。
砂間とともに入賞を果たした黒木は、レース後「うまくいかなかった」とコメント。日本代表の星、池江らが引っ張るレベルの高い予選を勝ち抜いたが、決勝では27秒04とタイムを落としてしまった。日本選手権で世界水泳、ユニバの選考から漏れた悔しさをバネに練習をしてきたという黒木。「気持ちを入れられるようになりました」と、収穫があったことを明かした。選手権以前よりタイムが上がっているという100ｍバタフライの競技は翌日。上がり調子の種目で、巻き返しをはかる。
この日、決勝進出者の二人のほかに８名がＢ決勝に駒を進めた。400ｍ個人メドレー出場の岩嵜有加里（総４）は「Ａ決（決勝）で強いところをみせたかったんですが」と、決勝進出を逃したことを悔いたが、Ｂ決勝で１位の泳ぎを見せた。ユニバの代表に選ばれている新山政樹（総４）は50ｍ平泳ぎＢ決勝７位。タイムも振るわず「調子うんぬんより、泳ぎがつくれていない」と顔をしかめた。
種目別結果
◆予選◆
400ｍ個人メドレー 女子 ⑬岩嵜４分49秒20 Ｂ決勝進出
男子 ⑪手塚祐樹（総３）４分23秒11 Ｂ決勝進出
⑬宇都宮壱基（法２）４分23秒90 Ｂ決勝進出
25位 金井佑馬（法４）４分26秒27
34位 鵜池海大（総１）４分28秒51
50ｍバタフライ 女子 ④黒木 26秒97 決勝進出
男子 26位 田上勇気（経３）24秒86
50ｍ平泳ぎ ⑪新山政樹（総４）28秒47 Ｂ決勝進出
25位 竹下正悟（経４）28秒69
400ｍ自由形 女子 36位 瀧口真帆（法３）４分22秒82
男子 ⑫佐藤祐斗（法３）３分54秒74 Ｂ決勝進出
44位 平野誠（文３）４分03秒51
棄権 池永旬輝（総２）
200ｍ背泳ぎ ①砂間 １分59秒12 決勝進出
25位 龍宏樹（経１）２分03秒80
31位 岩田哲也（総３）２分05秒05
100ｍ自由形 女子 ⑮瀧口 56秒79 Ｂ決勝進出
男子 ⑰大本鷹志（経３）50秒77 ９、10、11位に外国人選手がいたため、繰り上げでＢ決勝進出
⑲小形純平（法２）50秒78 ９、10、11位に外国人選手がいたため、繰り上げでＢ決勝進出
54位 佐藤俊也（法３）51秒92
54位 坂井孝士郎（法１）51秒92
63位 西井良（法４）52秒51
◆Ｂ決勝・決勝進出者の総合順位◆
400ｍ個人メドレー 女子 ⑨岩嵜４分45秒79
男子 ⑪手塚 ４分23秒22
⑬宇都宮 ４分26秒61
50ｍバタフライ ⑦黒木 27秒04
50ｍ平泳ぎ ⑮新山 28秒89
400ｍ自由形 ⑬佐藤 ３分56秒28
200ｍ背泳ぎ ④砂間 １分58秒91
100ｍ自由形 女子 ⑮瀧口 57秒34
男子 ⑩大本 50秒62
⑬小形 51秒04
写真・記事：「中大スポーツ」新聞部
