サッカー部

サッカー部・関東大学サッカーリーグ戦2部 後期第4節 対関東学大戦

2016年09月26日

9月24日 拓殖大学八王子国際キャンパスサッカー場

雨天下での激闘を制し見事連勝!

◆スタメン

GK 1置田竣也(商4)

DF 24安在達弥(商2)、4渡辺剛(経2)、25上島拓己(法2)、2縣翔平(商4)

MF 18山口陽一朗(商3)、7寺村介(商3)→64分・田中優一(商2)、22宮城和也(法1)→62分・20早坂翔(経3)

FW 11翁長聖(経4)、9矢島輝一(商3)→82分・大橋祐紀(商2)、28櫻井昴(法2)

◆試合結果 

◯中大4ー3関東学大●

得点者:山口(8分)、寺村(43分)、矢島(66分、79分)

  前節で後期初白星を挙げた中大。当然連勝が求められる今節は雨天下でのシーソーゲームとなった。

 試合はまず開始8分に動く。矢島が相手にカットされるものの、そのこぼれ球に反応した山口が豪快なミドルシュートを放ち、中大が先制。その後は両チームとも決定的なシーンがなかなか作れない時間が続く。そして前半終了間際、寺村がドリブルで切り込むとそのまま左足でシュート。見事ゴール左隅に決まり、中大が関東学大を引き離す。

▲ドリブルをする寺村

▲得点に歓喜する選手たち

 しかしその直後の44分、相手に一点を返されてしまう。完全に中大の勢いかと思われた中での失点だった。

 迎えた後半、最初に試合を動かしたのは関東学大だった。61分、中大のクリアミスを見逃さなかった関東学大に連続得点を許すと、試合は2対2の振り出しに。するとその6分後の67分、縣がドリブルでゴールラインギリギリまで運び左足でクロスをあげると、矢島がそのボールにニアで合わせ見事ゴール。中大が勝ち越す。しかし矢島のゴールのわずか4分後、相手選手がGK置田を交わすとそのままゴールネットを揺らし、またも追いつかれてしまう。

 同点で終えるのか、はたまたどちらかが試合を決めるのか。勝負が全く読めない展開となり、試合を見守る両チームの応援団は声援が一層熱くなる。

 そしてついに決勝点を迎える。決勝点を決めたのはチームのエース矢島だった。79分、矢島が相手のクリアボールをトラップし、飛び込んできた相手GKの動きを冷静に見てループシュートを放つと、ボールは相手GKの頭上を越えてふわりとゴールに吸い込まれた。今節2得点目、そして決勝点を挙げた矢島は「取って取られてのシーソーゲームだったが、最後自分のゴールで勝てたということは良かった」と振り返る。

▲ループシュートを放つ矢島

 3失点4得点という結果で終えた今節。手塚監督は「結果が大事なので勝ち点3を取れたということはすごく良かった」と話す一方で「ディフェンスラインと中間のマークの受け渡しのところのコミュニケーションがおろそかになってしまったことが、ミスにつながったと思う」とディフェンス面の課題についても話した。

 雨天下でのシーソーゲームという苦闘を制した中大。ディフェンス面に課題は残るものの、連勝し貴重な勝ち点3をつかんだ。現在2部2位に位置するため一つも順位を落とせない中大は1部昇格のために、ここから全勝を目指す。

▲今節終了時の順位

記事・写真:「中大スポーツ」