硬式野球部

硬式野球部・東都大学野球秋季リーグ戦 対日大2回戦

2017年10月05日

10月4日 神宮球場

初回以降、本塁遠く… 勝ち点の行方は3回戦へ

 

畠中 ▲今季3度目の先発のマウンドも勝ち星が遠い畠中

 

    123 456 789 RHE

日 大=000 002 040=671

中 大=100 000 000=1103

[日]東-八田

[中]畠中、安本、水谷、花城-保坂

本塁打:なし

 

◆スタメン

1[右]飯嶌 幹太(商4=宇治山田商)

2[中]大工原壱成(商2=桐光学園)

3[三]内山 京祐(文1=習志野)

4[左]堀内 寛人(商3=県岐阜商)

5[遊]牧  秀悟(商1=松本第一)

6[指]了海  航(商2=国学院久我山)

7[一]小野寺祐哉(経2=白鴎大足利)

8[捕]保坂 淳介(商4=佐野日大)

9[二]土谷 恵介(法4=前橋育英)   

P 畠中 優大(経1=樟南)

 

 26季ぶりの優勝へ向け、一つでも多くの勝ち点を積み上げたい中大ナイン。13安打10得点を奪った1回戦の勢いのまま、連勝したいところだ。だが、この日は前日と打って変わって1点を争う息詰まる展開に。終盤の『ミス』が勝負を分け、逆転負けを喫した。平成27年秋以来となる日大戦の勝ち点獲得を懸け、3回戦に挑む。

 

牧 ▲先制の適時打を含む4安打の牧

 

 『三度目の正直』とはならなかった。今季3度目となる先発のマウンドに上がった畠中。「初回から全力で、一球一球集中して投げるだけだと思っていた」(畠中)。初回、失策と野選などで1死二、三塁とピンチを招くと、相手クリーンアップとの対戦を迎える。だが、ここを連続三振で切り抜けると、以降はほぼ完ぺきな投球。しかし、6回に落とし穴が待っていた。安打と失策で無死一、三塁、続く八田(日大)の右中間を破る適時打で2点を失ったところで降板。8回には、1死満塁から中前打を飯嶌がまさかの後逸。この回4失点で勝負ありとなった。

保坂 ▲この日も1安打と復調の気配を見せた保坂主将

 

 1回戦、13安打で10得点を奪った打線は初回、牧の右前適時打で幸先良く先制。「ここ最近打ててなくて、何とかして打ちたい気持ちだった」(牧)。だが、これ以降は本塁が遠かった。日大の7安打を上回る、2ケタ10安打を放ったが初回の1得点のみ。前出の牧が4安打、土谷が3安打を放つも、「2人(土谷・牧)のミスがね。打ってもなかなかリズムに乗れなかった」と指揮官は辛口だった。

 

 2回戦を落とし、勝ち点の行方は3回戦に持ち込まれた。この日の第2試合では立正大が亜大を降し、勝ち点を獲得。さらに上位争いが混とんとしてきた。「優勝するためには落とせない。今日の負けを引きずらずに明日に向けて準備したい」(牧)。全員野球、全力プレーで目の前の白星をつかみに行く。

 

◆コメント

清水監督

 2人(土谷・牧)のミスがね。打ってもなかなかリズムに乗れなかった。(明日の3回戦へ向けて)絶対にとらないといけないね

 

畠中

 初回から全力で、一球一球集中して投げるだけだと思っていた。(明日の3回戦に向けて)いつでも行けるように、出たところで自分の役割が果たせるように準備したい

 

 (初回の先制適時打は)ここ最近打ててなくて、何とかして打ちたい気持ちだった。(明日の3回戦へ向けて)優勝するためには落とせない。今日の負けを引きずらずに明日に向けて準備したい

 

◆試合結果

中大1-6日大○(1勝1敗)

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部