硬式野球部

硬式野球部・東都大学野球秋季リーグ戦 対日大1回戦

2017年10月04日

10月3日 神宮球場

 

一発攻勢で大勝! 投打かみ合い連敗ストップ

 

内山 ▲本塁打を含む2安打4打点と大活躍の内山

 

    123 456 789 RHE

中 大=421 010 110=10131

日 大=001 000 000=140

[中]鍬原、安本-保坂[日]小谷野、田中凌、春日井-八田

本塁打:〈中〉堀内(1回2点)、内山(2回2点)、了海(7回1点)、飯嶌(8回1点)

 

◆スタメン

1[左]飯嶌 幹太(商4=宇治山田商)

2[中]五十幡亮汰(法1=佐野日大)

3[三]内山 京祐(文1=習志野)

4[指]堀内 寛人(商3=県岐阜商)

5[遊]牧  秀悟(商1=松本第一)

6[一]小野寺祐哉(経2=白鴎大足利)

7[右]大工原壱成(商2=桐光学園)

8[捕]保坂 淳介(商4=佐野日大)

9[二]土谷 恵介(法4=前橋育英)

  P 鍬原 拓也(法4=北陸)
 

 昨季王者・東洋大とのカードを落とし、迎えた日大との1回戦。『日本一』を目指すチームにとってこれ以上の負けは許されない。この日は初回から打線が爆発。序盤3回までに7点を奪うなど、計4本の本塁打が飛び出し13安打10得点で大勝。先発した鍬原も7回1失点と好投、明日の2回戦で勝ち点獲得を狙う。

 

堀内 ▲チーム第1号となる本塁打を放った堀内

 

 中大ナインのバットが初回から火を噴いた。制球が定まらない小谷野(日大)の立ち上がりを攻め、無死一、二塁とし迎えるは1年生の内山。「振り負けないことだけを考えた」と右翼線を破る適時二塁打で先制に成功する。そして、続く堀内がチーム今季第1号となる本塁打を逆方向に叩き込む。「変化球を狙ってストレートに対応できたことが良かった。今までにない感覚だった」(堀内)。この試合を終えリーグ3位の打率.478、頼れる主砲の一発など打者一巡の猛攻で一挙4点を奪う。

 

鍬原 ▲7回1失点で2勝目を挙げた鍬原。この日は最速150㌔を記録した

 

 連敗をストップさせるため、エースがマウンドに上がった。「調子があまり良くなかった中で試合をつくることができた」と最速150㌔を記録するなど7回4安打1失点で今季2勝目。母・佐代子さんが見守る中でのマウンドで「何としても勝ちたかった」と言う右腕は試合後、母のもとへウイニングボールを届けた。

飯嶌 ▲昨春以来の本塁打を放った飯嶌

 

  この日、中大打線は最後まで攻撃の手を緩めなかった。2回には、内山が右翼スタンドへ豪快な一発。「打った瞬間行ったと思った。ストレートを狙っていたがうまくスライダーに反応することができた」(内山)。3回、ここまでわずか12打数1安打と苦しむ保坂主将に待望の適時打。7回には代打・了海航(商2=国学院久我山)、8回には飯嶌の一発が飛び出し、終わってみれば10得点と圧勝だった。

 

 投打ががっちりとかみ合い快勝。明日の2回戦へ弾みのつく1勝となったのは間違いない。「目の前のプレーに集中して頑張りたい」(飯嶌)。このカードを含め、残り試合は最低5試合。勢いを止めることなく、連勝街道を突っ走りたい。

 

◆コメント

鍬原  

  調子があまり良くなかった中で試合をつくることができた。(母・佐代子さんが見守る中で)何としても勝ちたかった

 

飯嶌

 (本塁打を含む2安打)凡打を怖がらず積極的に振れたので良かったと思う。(明日の2回戦に向けて)目の前にプレーに集中して頑張りたい

 

堀内

 (チーム今季第1号となる本塁打)変化球を狙ってストレートに対応できたことが良かった。今までにない感覚だった。(明日の2回戦に向けて)二タテしたい
 

了海

 (代打での本塁打)打ったのはストレート、完ぺきだった。(清水監督からは)低めは捨てて、思い切り振ってこいと言われた

 

内山

 (春に続く本塁打)打った瞬間行ったと思った。ストレートを狙っていたがうまくスライダーに反応することができた。3安打目を打てなかったことが今日の反省点

 

◆試合結果

中大10-1日大●(1勝)

 

記事・写真:「中大スポーツ」新聞部