硬式野球部
硬式野球部・東都大学野球秋季リーグ戦 対立正大2回戦
2017年09月15日
9月14日 神宮球場
小野寺大暴れ! 中盤の逆転劇で勝ち点1
▲今季初スタメンながら3安打を放った小野寺
123 456 789 RHE
立正大=000 030 000=372
中 大=010 003 10X=5112
[立]鈴木、釘宮-小畑[中]畠中、水谷、花城-小畑
本塁打:〈立〉大友(5回2点)
◆スタメン
1[右]飯嶌 幹太(商4=宇治山田商)
2[二]土谷 恵介(法4=前橋育英)
3[遊]牧 秀悟(商1=松本第一)
4[左]堀内 寛人(商3=県岐阜商)
5[三]内山 京祐(文1=習志野)
6[指]小野寺祐哉(経2=白鴎大足利)
7[一]河合 泰聖(法3=龍谷大平安)
8[中]五十幡亮汰(法1=佐野日大)
9[捕]保坂 淳介(商4=佐野日大)
P 畠中 優大(経1=樟南)
エース・鍬原拓也(法4=北陸)の完投勝利で幕を開けた秋季リーグ戦。中大ナインは、今季初の勝ち点を懸け、立正大との2回戦に臨んだ。試合は、2点ビハインドの6回。この秋、初スタメンとなった小野寺の適時打など4安打を集中させ逆転。投げては、2番手としてマウンドに上がった水谷康希(商1=浜田)が好リリーフを見せ、リーグ戦初勝利を挙げた。13年ぶりの悲願へ、勝ち点を獲得する最高のスタートとなった。
▲リーグ戦初勝利を挙げた水谷。台所事情の苦しい中大の救世主となれるか
この日のスターターを任されたのは、畠中。成長著しい1年生左腕だ。初回、2本の安打と自身のけん制悪送球で、2死一、三塁とピンチを招き、迎えるは小畑(立正大)。ここで、ユニバーシアード日本代表の強打者を見逃し三振に切って取ると、4回まで毎回の5奪三振と好投を見せる。だが5回、不運な当たりもあり3点を失ったところで降板、同級生の水谷にマウンドを譲った。
「何とか踏ん張って、流れを持ってこようと思った」(水谷)と、強気なルーキーが後続を打ち取る好救援を見せた。7回からは、花城凪都(商4=興南)が登板。走者を許しながらも、相手の追い上げを断った。
▲この日も適時打を放つなど、好調を維持する河合
昨日、11安打を放った打線はこの日も好調。2回、小野寺と河合の連続二塁打で1点を先制する。1-3と逆転され、迎えた6回。先頭の土谷が右前打で出塁し、打席に立ったのは堀内。自身の守備のミスが失点の原因となり、期すものがあった。右翼に打球を運ぶと、小郷(立正大)が後逸。1点を返すと、続く内山の左中間への適時二塁打で同点。さらに、小野寺の右前適時打でこの回一挙3得点を挙げ、逆転に成功した。この日、小野寺は3安打と大暴れ。「DHなので打たないと意味がないと思った」(小野寺)。7回には、相手の野選の間に1点を追加し、勝負を決めた。
これで2連勝、開幕カードで勝ち点を挙げた。次戦は、中川を中心とする強力打線が売りの東洋大とのカードとなる。ただ、この春、東洋大に唯一の黒星をつけるなど、勝機は十分にある。「(次週の東洋大戦)好機で1本、チームのために打ちたい」(堀内)。この勢いのまま、戦国東都の頂に挑む。
◆コメント
堀内
自分の守備のミスで流れが変わってしまったので、勝ててほっとした。(次週の東洋大戦)好機で1本、チームのために打ちたい
小野寺
DHなので打たないと意味がないと思った。適時打はベンチも雰囲気が良かったので流れに乗ろうと思った
水谷
畠中の後に行くと言われていた。何とか踏ん張って、流れを持ってこようと思った
◆試合結果
○中大5-3立正大●(2勝 勝ち点1)
記事=「中大スポーツ」新聞部