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法政大学・東京理科大学・中央大学の総長・学長連名により「外濠・日本橋川の水質浄化と玉川上水・分水網の保全再生」を小池百合子 東京都知事に提言

2019年09月24日

 2019年9月17日、法政大学、東京理科大学、中央大学の3大学は、小池百合子 東京都知事に対し、外濠・日本橋川の水質浄化と玉川上水・分水網の保全再生に関する提言を提出しました。

 江戸城外濠周辺にキャンパスを持つ3大学は、水質改善のための研究を行うと共に、近隣の高校や地元自治会等を含めて連携し、水辺の保存再生について多彩な研究・教育・社会活動を展開しています。

 この度提出した提言は三項目からなり、その要点は次の通りです。
 第一に玉川上水・外濠・日本橋川に多摩川からの河川水を導水することにより、水質浄化・水循環改善・防災水利確保・自然歴史文化の保全再生などの役割を果たすグリーンインフラとして位置づけること。
 第二に2020東京大会のマラソンコースとなる外濠と沿川の再開発が進む日本橋川については、河川水を試験的に通水することで早急に水質改善を図ること。
 第三にこれら水系の水質改善・維持管理等の検討について、大学・研究機関・市民(団体)の知見を集約し、協働するための委員会等を設置すること。

 中央大学からは、理工学部都市環境学科 教授 山田正、谷下雅義が出席し、山田教授より提言に関する補足説明がなされました。