AI・データサイエンスセンター
【開催報告】生成AIと共創する税理士実務講座(2026年8月21日)
2026年08月24日
講演の様子
2026年8月21日(金)、多摩キャンパスGLOBAL GATEWAY CHUO 7階多目的ホールにて「生成AIと共創する税理士実務講座」を開催しました。本講座は、東京税理士会立川支部が主催、中央大学AI・データサイエンスセンターが共催となり、主に東京税理士会立川支部会員を対象とした研修として実施されました。
講座の1コマ目は、本センター専任所員の難波英嗣(理工学部教授、専門分野:自然言語処理、情報検索)が「生成AIの基礎」と題して講義を行いました。講義では、「生成AIとはなにか?」という基本概念をはじめ、生成AIの仕組み、生成AIの苦手なことやその対策、生成AIの急速な進化と業務における役割の変化、そして税務・会計分野の自然言語処理研究について、最新情報を踏まえつつ丁寧に紹介しました。
講座の2コマ目と3コマ目は、本センター客員所員の河合雅文(令和アカウンティング・ホールディングス株式会社、株式会社ミラクル経理、公認会計士)が担当しました。2コマ目は「生成AIの税理士実務への活用」と題し、税務・経理実務での様々な場面を採り上げ、生成AIをいかに活用して省力化や効率化を図っていくか、実際に生成AIを操作するデモを交えて紹介しました。また3コマ目は「未来に向けたキャリア戦略と倫理的視点」と題し、AIの特徴や限界を把握したうえでAIと税理士との仕事のすみわけを行い、専門家しか果たせない責任を確認するとともに、生成AI活用のリスクとその管理方法を紹介しました。そして最後に、生成AI時代に求められる人材やスキルについて参加者とともに再認識しました。
講座を通じて参加者からは、「基礎概念から教えていただけたのがよかった」「会計実務家の観点で解説いただきとても解像度が高かった」「実際にAIを動かしながら講義いただけたので机上だけでない学びとなった」といった声が寄せられ、アンケート回答者(回答率89%)のうち85%以上の方から、今回の講座に「とても満足」「満足」したとの感想をいただきました。
中央大学AI・データサイエンスセンターは、AI・データサイエンス領域での社会連携を通じて、これからも社会の発展に貢献してまいります。

講師を務める難波英嗣専任所員

講師を務める河合雅文客員所員

東京税理士会立川支部副支部長 長野啓江様 開会ご挨拶

中央大学AI・データサイエンスセンター 酒折文武副所長 開会挨拶