AI・データサイエンスセンター
【開催報告】生成AIと共創する行政書士実務講座(2026年7月13日)
2026年07月16日
講演の様子
2026年7月13日(月)、後楽園キャンパス産学官連携・社会共創フロア(3号館14階)にて「生成AIと共創する行政書士実務講座」(主催:中央大学AI・データサイエンスセンター 後援:東京都行政書士会、神奈川県行政書士会、行政書士白門会)を開催しました。
講座の1コマ目は、難波英嗣専任所員(本学理工学術院教授、専門分野:自然言語処理、情報検索)が「生成AIの基礎」と題して講義を行いました。講義では、生成AIとはというところからはじめ、生成AIの仕組み、生成AIの苦手なことやその対策、生成AIの急速な進化について、最新情報を踏まえつつ丁寧に紹介しました。
講義の2コマ目は、田後隆二行政書士(日本行政書士会連合会専務理事、行政書士さがみ総合事務所所長、特定行政書士・申請取次行政書士)が「生成AIの行政書士業務への影響」と題して講義を行いました。講義では、AI活用が行政書士業務の構造を変化させた流れ、行政書士業務における「AIが代替する領域」「AIが補助する領域」「AIでは代替できない領域」について解説し、許認可業務、補助金申請、在留資格・国際業務等におけるAI活用の具体的なポイントが示されました。
講義の3コマ目は、加藤美樹行政書士(神奈川県行政書士会デジタル化推進WG委員、かとう行政書士事務所代表、特定行政書士・申請取次行政書士)が、「行政書士の未来に向けたキャリア戦略と倫理的視点」と題して講義を行いました。講義では、AIについて「使えるか、使えないか」ではなく、「AIにより出力された結果の評価と修正、責任を持つこと」が重要であり、AIとの関わり方が個人のキャリアの転換点となることが示されました。その後、「補助と整理をAIに任せ、判断と責任を人間が担う」という役割分担に基づき、AIと共創する思考サイクルや実務への適用例(在留資格申請、許認可申請、補助金申請、相続手続き)が説明されました。
講座を通じて参加者からは、「職務倫理等の観点から俯瞰的に内容を捉えるという内容で再認識できた」「次回は業務の自動化に関する実務演習を含む講座を期待する」といった声が寄せられました。
中央大学AI・データサイエンスセンターは、AI・データサイエンス領域での社会連携を通じて、これからも社会の発展に貢献してまいります。

難波英嗣理工学術院教授

田後隆二行政書士

加藤美樹行政書士

東京都行政書士会会長 宮本重則様 後援者ご挨拶

神奈川県行政書士会デジタル化推進WG座長 小川恵一様 後援者ご挨拶

行政書士白門会会長 塩田英治様 後援者ご挨拶