AI・データサイエンスセンター
【開催報告】第11回イブニングセミナー
2026年03月19日
株式会社NTTデータ・ニューソン 中川 慶一郎 様
3月18日(水)、後楽園キャンパス産学官連携・社会共創フロア(3号館14階)にて、株式会社NTTデータ・ニューソン取締役執行役員コーポレート統括室長の中川慶一郎様を講師に迎え「システム・インテグレータにおけるデータサイエンス」と題して講演を行いました。
中川様は、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了後、NTTデータに入社され、データサイエンスの研究開発からビジネス・アナリティクスのコンサルティングまで幅広く活動されています。また、2019年よりグループ会社にてビッグデータ基盤構築からAIソリューションまでワンストップで提供するビジネスを展開されています。
講演では、データ分析・AI活用の実践と課題を、システム・インテグレータ(SIer)の立場から体系的に整理されました。まず、IT業界におけるビジネス・インテリジェンス(BI)からビジネス・アナリティクス (BA)、さらにAIへ至る分析技術発展の流れを振り返り、単なる「見える化」から、予測・最適化・意思決定支援へと分析の価値が高度化してきたことを示されました。そのうえで、分析を「集計分析型」「発見型」「プロアクティブ型」「WHAT-IF型」の4つの分析シーンと、業界を横断して共通化可能な「9つの分析シナリオ類型」で整理され、これらについて詳しく説明いただきました。最後に、技術が変わったり進化したりしても「スピード(比較対象よりも少しでも速いこと)」「意思決定品質の向上」「知的作業の効率化・自動化」という価値は変わらないということや、今後求められるデータサイエンティスト像についてお話しいただきました。
講演後には参加者との活発な質疑応答もあり、参加者のアンケートにて「学際的な内容と実社会における実用性、SIerの視点でのビジネス貢献など、大局的な理解を深めるのにたいへん役立った」「実務家の話は面白いしリアリティがある」といった意見が寄せられるなど、有意義な機会となりました。
中央大学AI・データサイエンスセンターは、AI・データサイエンス領域での社会連携を通じて、これからも社会の発展に貢献してまいります。

樫山所長ご挨拶

講演会の様子

情報交換会の様子