AI・データサイエンスセンター

iDS酒折ゼミ生が情報処理学会第88回全国大会にて講演し学生奨励賞を受賞

2026年3月6日(金)に松山大学にて開催された「情報処理学会第88回全国大会」において、iDS酒折ゼミの中本陸斗さん(理工学部電気電子情報通信工学科4年)が、ゼミでの研究成果を「麻雀における得失点予測モデルを用いた選手評価手法の構築」として講演し、学生奨励賞を受賞しました。

情報処理学会は、1960年の設立以来、発展する情報処理分野で指導的役割を果たすべく活動されています。

また今回の研究概要は以下の通りとなります。

麻雀における選手評価は、平均着順や和了率などの結果指標に基づくものが一般的ですが、これらは試合中の意思決定の価値を十分に捉えられていないものでした。今回の研究では、サッカーにおけるプレー評価手法である VAEP(Valuing Actions by Estimating Probabilities) の考え方を麻雀に応用し、各局面での行動が得点確率および失点確率をどの程度変化させるかを予測する枠組みを構築しました。具体的には、大規模対局データを用いて CNN などの機械学習モデルにより得点確率モデルと失点確率モデルを学習し、その確率変化に基づいて各行動の価値を定義することで、試合中のすべての行動を反映した選手評価指標を提案するものです。天鳳の大量対局データを用いた実験では、提案指標は従来指標と比較して、少数試合でも比較的安定した評価が可能であることが示されました。
 

AI・データサイエンス全学プログラムの演習科目「AI・データサイエンス演習」(通称:iDS Intermediate Program for Data Science and AI)は、中央大学の全学部生が集う演習活動です。AIやデータサイエンスに関心のある学生が全学部から集い、2年次から3年間、共同してグループワークを行います。

リンク:AI・データサイエンス全学プログラム