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中央大学経済学部、2027年4月より2学科4コース制へ再編(設置構想中) ―新体制の学びが分かる新コンテンツを特設サイトで公開―

2025年12月05日

 中央大学(東京都八王子市/学長:河合 久)は、現代の複雑化する社会課題に対応できる人材育成を強化するため、経済学部を2027年4月より、現在の4学科(経済学科、経済情報システム学科、国際経済学科、公共・環境経済学科)を2学科(経済学科、社会経済学科※いずれも仮称、設置構想中)4コースへ再編することを予定しています。

 この度、新体制での学びをより具体的にお伝えするため、「経済学部学科再編特設サイト」(https://economics.v.chuo-u.ac.jp/)において、現代社会を経済学で読み解くコラムや、教員が学びの意義を語る対談など、新たなコンテンツを公開しました。学生がどのように考え、どのように社会課題に向き合う力を身につけるのかを紹介する内容となっています。
 

■再編の背景と目的

環境問題や格差、国際情勢、デジタル化など、社会課題が複雑化する中、経済学には理論だけでなく、データや制度、現場を多面的に捉える力が求められています。こうした変化に対応できる人材を育成するため、中央大学経済学部は2027年4月に2学科4コース制へ再編します(設置構想中)。再編では「専門性の深化」「実践力の強化」「社会への貢献」を柱に、学生が自ら課題を発見し、解決に挑む教育体系へ進化し、未来において真価を発揮できる人材を育成します。

■新体制の概要(設置構想中)

 経済学科(経済政策コース/国際経済コース)
ミクロ経済学・マクロ経済学をベースに理論を深く学び、企業・産業・国際・環境といった範囲の広い問題に対し、理論とデータを駆使してその本質を見抜き、政策提言ができるようになる「分析力」を養います。

 社会経済学科(社会経済コース/地域・マネジメントコース)
ミクロ・マクロ経済学(入門)だけでなく、マルクス経済学、歴史、制度、また経営や会計、統計まで幅広く学び、貧困・マイノリティ・ジェンダー・地域格差など、多様な立場が絡む諸問題に対して最適解に挑む「実践力」を養います。

■経済学部長 後藤 孝夫(11月1日就任)

中央大学経済学部は、伝統ある中央大学の「実学」の精神に基づき、現代社会の複雑な課題に立ち向かう多角的な視点をもった人材育成を目指すため、2027年4月に学科の再編を予定しています。新学科では、デジタル・データ活用能力と国際感覚を再編で強化する学びとして核に据え、理論と実践を一体的に学修できる環境を整える予定です。これにより、社会の変化を先取りし、本質を見抜く分析力・最適解に挑む実践力を養います。
目指す学生の育成像は、経済学の確かな基礎を持ちながら、多様な価値観を理解し、グローバル社会で能動的に活躍できるチェンジメーカーです。新たに「シンカ」する経済学部にご期待ください。

■新コンテンツ①
現代社会を経済学で読み解くコラム

日常の疑問や社会の動きを入り口に、経済学的な思考に触れられるコラムを公開しています。

掲載テーマ>> 物価が上がるのは悪いこと? / 鎖国の終わりには転売ヤーが殺到!? / 日本が途上国支援を行うのはなぜ? / コロナ禍の自粛規制は正しかった!? / デジタル技術の時代に日本のものづくりはなぜ勝てない? / 政府の経済政策の愛、逆効果の場合も!?

■新コンテンツ②
教員対談-新体制で育てる力とは

新しい2学科(経済学科/社会経済学科)で育成する力について、教員が語る対談企画です。

掲載テーマ>> 社会問題を解決に導く、データ分析力。物事の核心に迫る観察眼を磨け(経済学科 中村彰宏先生×小森谷徳純先生) 
多角的な視点で物事を考える力を養い 複雑な社会問題の解決に挑む(社会経済学科 中村千尋先生×佐藤拓也先生) 
働くことは生きること。2つの経済学の視点から「労働問題」をひも解く(経済学科 阿部正浩先生×社会経済学科 小尾晴美先生)

■「経済学部学科再編特設サイト」

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中央大学経済学部事務室
Email:kjim-grp[アット]g.chuo-u.ac.jp    
         
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