中央大学企業研究所：進化する小売業をテーマにした講演会を 7月27日（土）に東京都千代田区で開催

　中央大学企業研究所（東京都八王子市東中野742-1、研究所長：佐久間英俊）は、2024年7月27日（土）にアルカディア市ヶ谷（東京都千代田区九段北4-2-25）で「進化する小売業」をテーマにした研究所講演会を開催します。

　本講演会は、日本の小売業に焦点をあて、経営理論と実践の立場から、躍進する小売経営に必要とされるものとは何かを解き明かします。講師には中央大学戦略経営研究科の中村博研究員と、株式会社カスミ相談役（デジタル領域）兼ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社執行役員（デジタル本部長兼経営戦略本部長兼務）の山本慎一郎氏を迎え、小売業の最新動向について講演いただきます。参加費は無料で、どなたでも参加可能（要事前申込）です。定員は150名で、定員に達し次第受付を終了いたします。

中村 博　（左）

中央大学経営戦略研究科　教授

早稲田大学商学部卒業。流通経済大学、専修大学を経て2008年より中央大学大学院戦略経営研究科に着任。主な著書は「小売業のDXとビジネスモデル」（流通情報 2023年5月）、「非計画購買類型の拡張とカスタマージャーニーの検討―店舗内での購買意思決定に関する考察―」（流通情報 2024年3月）など。

 

山本 慎一郎　　（右）

株式会社カスミ相談役（デジタル領域）

ユナイテッド・スーパーマーケットホールディングス株式会社執行役員

中央大学法学部卒業。中央大学専門職大学院 戦略経営研究科修了。2013年株式会社カスミに顧問として入社後、2014年常務取締役、2017年専務取締役、2020年代表取締役社長を経て、2024年相談役（デジタル領域）に就任（現任）。2024年よりユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社デジタル本部長兼経営戦略本部長、執行役員も務める。

日時　2024年7月27日（土）14:00～17:00

 

会場　〒102-0073 東京都千代田区九段北４丁目２−２５

　　　アルカディア市ヶ谷（私学会館）　会場名

         ※地下鉄 有楽町線・南北線　市ヶ谷駅（1またはA1)出口から徒歩2分

            地下鉄 新宿線　市ヶ谷駅（A1またはA4)出口から徒歩2分

            JR 中央線（各駅停車）　市ヶ谷駅から徒歩2分

 

テーマ　進化する小売業

 

内容

14:00～14:05　開会

14:05～15:25第一部 （講演60分、コメント５分、質疑応答15分）

   テーマ：「小売業の提供価値とマーケティング戦略」

　講演者：研究員 中村 博（企業研究所研究員、戦略経営研究科教授）

   講演概要：

    小売業の消費者に対する提供価値として、大きくDXによる「利便性価値」、感動的な「購買体験価値」、「感動的なブランド価値（プライベートブランド）」、「低価格価値」の４つを提案し、それぞれの価値提案のための小売マーケティング戦略について検討します。

15:25～15:35  休憩

15:35～16:55　第二部 （講演60分、コメント５分、質疑応答15分）

テーマ：「小売企業のＤＸ戦略」

　講演者：

   山本 慎一郎氏（株式会社カスミ 相談役（デジタル領域）（兼）ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社執行役員（前代表取締役副社長）、デジタル本部長兼経営戦略本部長）

  講演概要：

  小売業が単なる物販業から、製造・配送・販売といったサプライチェーン全般に対する責任を負う流通業となるためにDXを活用し高度な情報化を進めるには、どのような視点に基づくＤＸ化が必要かということについての検討内容についてお話しします。

16:55～17：00　閉会

 

対象 どなたでも参加可能（定員150名）

 

参加費 無料

 

申込方法 中央大学企業研究所公式HPより7月22日（月）16：00までに申し込み（事前申し込み必須）

https://www.chuo-u.ac.jp/research/institutes/business/event/2024/06/71727/

 

その他  主　催：中央大学企業研究所

           後　援：中央大学南甲倶楽部、中央大学学員会

 

参考  2024年7月27日（土）第32回 公開講演会『進化する小売業』

https://www.chuo-u.ac.jp/research/institutes/business/event/2024/06/71727/

 

ご取材いただける場合は、別紙「取材申込書」を7月24日（水）17時までに中央大学広報室までEmailにてご提出いただけますと幸甚です。

　中央大学企業研究所では、企業活動に関する理論的かつ実証的な研究を行っています。「社会に開かれた研究所」となることを目指し、研究成果を社会に還元する取り組みの一環として、毎年公開講演会を開催しています。学術の振興及び日本経済の発展に寄与することを目的に、大学附置の研究所として1979年に発足しました。発足以来、その研究活動は共同研究チームを組織するという形で行われてきました。また、各研究チームの研究成果は、刊行物の発行や研究会の開催等により公表されており、国際共同研究の実施や海外研究諸機関との文献交流、外国人研究者の受け入れ等、国際的な研究交流も盛んに行われています。現在は約155名の研究員、客員研究員、準研究員が参加しています。