広報・広聴活動

中央大学のキャンパス内で生理用品の無料配布を開始しました

2022年03月31日

 中央大学(東京都八王子市)ダイバーシティセンターでは、2022年3月23日(水)から、多摩キャンパスの一部施設にて生理用品の無料配布を試験的に開始しました。
詳細URL:https://www.chuo-u.ac.jp/campuslife/diversity/news/2022/03/59200/

【取り組みのポイント】
 ・本学の皆さんがキャンパスライフを充実して過ごせるよう、
      学内の一部施設で生理用品の無料配布を実施。
 ・多摩キャンパス「FOREST GATEWAY CHUO 」2Fと3Fの女子
     トイレと「多目的トイレ」に設置、利用者は必要に応じて自由
     に使用できます。
 *補充等の管理は、トイレットペーパーと同じように定期的に
       補充を行っています。
 *2種類(昼用と夜用)あります。夜用は災害用の備蓄品を
        再利用しています。
 ・配布とあわせて実態把握のためのアンケートを実施。
 ・誰もが安心して過ごせるキャンパスに向けて、学業と生活を
     サポートする環境整備を今後も継続していきます。

■概要
 中央大学は、2017年10月に「中央大学ダイバーシティ宣言」を公表し、本学がすべての人々に、平等な学修環境および職場環境を提供すると明言しました。これに基づき、中央大学のダイバーシティ推進は、3つの領域(障害学生等支援、ジェンダー・セクシュアリティ、グローバル)で進められています。
 中央大学のダイバーシティ推進における重要なテーマは、多様な構成員のための「環境整備」です。その一環として、この度、本学の皆さんがキャンパスライフを充実して過ごせるよう、学内の一部施設で生理用品の無償配布を実施することとなりました。
 配布にあたっては、まずは多摩キャンパス「FOREST GATEWAY CHUO 」2Fと3Fの女子トイレと「多目的トイレ」に設置し、希望者は必要な時に必要な分を気兼ねなく利用できる形です。アンケートではすでに、これまで実際にキャンパス内で困った経験や、友人にも知らせたい、もっと大学全体に広めてほしいなどの感想が寄せられています。
 中央大学では、誰もが安心して過ごせるキャンパスとなるために、多様な構成員の学業と生活をサポートする環境整備を今後も継続して実施していきます。
 

【その他の取り組み】
・学生用ハンドブック・教職員用ガイドブックを作成
 中央大学ダイバーシティセンター(ジェンダー・セクシュアリティ領域)では、学生および教職員にジェンダー・セクシュアリティ(性のあり方)への理解を深めてもらうため、啓発冊子を作成しました。2022年4月より配布を開始します。
 なお、中央大学ダイバーシティセンターには、専門のコーディネーターがおり、性別、性自認、性的指向に関することなど、学内での困りごとに相談対応しています。

<本件に関するお問い合わせ>            
 中央大学ダイバーシティセンター         
 TEL:042-674-4553                 
  Email:dc-soudan-grp@g.chuo-u.ac.jp  

<取材に関するお問い合わせ>
 中央大学広報室
  Email:kk-grp@g.chuo-u.ac.jp