中央大学と八王子市図書館による共同研究 2021年度学生報告会を開催

　2017年４月に中央大学と八王子市が締結した「包括連携協定」に基づき、中央大学文学部社会情報学専攻の研究チーム（代表者：教授・小山憲司）と八王子市図書館は、八王子市における図書館整備及び図書館関連教育の向上を図ることを目的とし、「読書感想文及び図書館利用実態に関する研究」と題した共同研究を2017年度より実施してきました。

　2020年2月からの新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、研究を一時休止していましたが、2021年4月から「共同研究協定書」を一部改訂し、再開しております。

　2022年1月25日（火）午後2:00～4:00、八王子市中央図書館にて、関係者を対象に2021年度学生報告会を開催する運びとなりました。今回の報告会では、本学の学生による研究成果報告をおこないます。ぜひご取材いただけますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

【開催日時】2022年1月25日（火）午後2:00～4:00
【開催場所】八王子市中央図書館　地下１階 展示室（東京都八王子市千人町3-3-6、ＪＲ西八王子駅より徒歩３分）
※なお、今後の新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、実施方法をオンラインに変更する場合があります。実施方法を変更する際は、取材のお申し込みをいただいた方に別途お知らせいたします。
【報告内容】
・「アフターコロナ時代の図書館活動:感染症対策とサービスの検討」
　　報告者：中村　美夕（中央大学文学部人文社会学科社会情報学専攻4年）
・「デジタル社会における公立図書館の広報活動」
　　報告者：渡邉　葉瑠加（中央大学文学部人文社会学科社会情報学専攻4年）
・「ブックスタートと図書館利用 ：将来の利用者を育む可能性」
　　報告者：新川　夏海（中央大学文学部人文社会学科社会情報学専攻4年）

　本共同研究は、八王子市図書館と中央大学が連携し、八王子市における図書館整備及び読書環境等の向上に資する各種調査・データ分析・検証作業等を実施しています。
　なお、調査・データ分析・検証作業において、八王子市は個人情報保護条例に則った適切な情報管理のもとで、 個人情報以外のデータを中央大学に提供します。そのうえで、中央大学は調査・研究を実施、分析結果とこれに基づく提案を八王子市に報告し、八王子市における読書環境の向上や図書館整備の施策立案に役立てます。