広報・広聴活動

幻の芋を守れ!希少在来種を未来に繋げる『幻のじゃがいもソフト』の挑戦―中央大学商学部×山梨県丹波山村が「地芋」を活用したじゃがいもソフトクリームを開発・販売―

2021年10月29日

 中央大学商学部は地域連携型PBLによりSDGsを実践するビジネス人材を育成しており、その中の学生5人が山梨県丹波山村と連携し、村にのみ現存する伝統作物である「地芋(落合いも)」を活用したじゃがいもソフトクリームを商品開発しました。そして、2021年10月30日(土)より丹波山村の『道の駅たばやま TABAテラス』にて商品を発売開始いたします。

                

              丹波山村「落合いも」       幻のじゃがいもソフト

■プロジェクト発足の背景

 学生が丹波山人, 屋内, 食品, 立つ が含まれている画像

自動的に生成された説明村を訪れ現地調査をおこなった際に、丹波山村にだけ現存している伝統作物である地芋(落合いも)が絶滅の危機に瀕していることを知りました。地芋(落合いも)は市場に流通することはほとんどなく、生産者の高齢化や人口減少によりほとんど生産されていません。「古くからの伝統作物である地芋を未来に繋いでいきたい。」そんな想いから地芋を活用した丹波山村初のオリジナルソフトクリーム「幻のじゃがいもソフト」を開発しました。

 今後は生産者を増やす取り組みを行っていきます。

 

■商品概要

商品名 幻のじゃがいもソフト
内容 丹波山村の伝統作物である地芋(落合いも)を使用
販売価格 500円(税込)
販売時期 2021年10月30日(土)から
販売場所 丹波山村 道の駅たばやま TABAテラス

丹波山村の伝統作物である地芋(落合いも)を使用した、丹波山村限定のオリジナルじゃがいもソフトクリームを株式会社あいすくむり様の協力の下、開発することに成功しました。滑らかな食感と甘さを抑えたことで、老若男女問わず全ての方に食べやすいソフトクリームとなっています。

■取り組み内容

 中央大学商学部では、2019年度から将来のキャリア形成に直結する実践的な学修ができる5種類の「プログラム科目」を設置しております。プログラム科目の1つ「ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラム」では、地域連携型PBL※によりSDGsを実践するビジネス人材を育成することを目標としており、今回のプロジェクトは、同科目を受講している学生5人が立ち上げたものです。  ※PBL : Project Based Learning

■商学部「プログラム科目」

 スポーツ・ビジネスや海外企業へのインターンシップ、地域の課題解決を目的とした商品・サービス開発に挑戦できるPBL型の講座や、公認会計士などの職業会計人やファイナンシャルプランナー、証券アナリストなどの資格取得を目的とした講義も整え、キャリア形成に直結する実践学修ができるよう環境の充実を図っています。

<5種類のプログラム科目>
・スポーツ・ビジネス・プログラム
・グローバル・プロフェッショナル・プログラム
・ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラム
・アカウンタント・プログラム
・ファイナンシャル・スペシャリスト・プログラム
(詳細)https://www.chuo-u.ac.jp/admission/connect/faculty/commerce_pbl/

■「ソーシャル・アントレプレナーシップ・プログラム」

 地域社会が解決すべき課題を適切に特定し、関連する情報を収集し、効果的なビジネス・ソリューションを考案するとともに、課題解決の実現に向けたイノベーションに挑戦します。
 2019年度より檜原村・小菅村・丹波山村の各村に中央大学商学部のサテライトオフィスを設置。遠隔で授業や会議を実施することが可能で、自治体や地元NPO法人との緊密な協力体制のもとプログラムを進めることができます。

<本件に関するお問い合わせ>        
 中央大学商学部事務室               
  TEL:042-674-3518             
  Email:c-gk-grp@g.chuo-u.ac.jp 

<取材に関するお問い合わせ>
 中央大学広報室
  Email:kk-grp@g.chuo-u.ac.jp