どなたでも学べる中央大学クレセント・アカデミー（生涯学習講座）「こどものための哲学教室」

　中央大学（学長：福原紀彦）では、社会に広く開かれた講座として「中央大学クレセント・アカデミー」を開講しています。既に四半世紀を越える歴史を積み重ねており、地域の皆さまをはじめ、ビジネスパーソン、本学の在学生・卒業生など、幅広い層と世代の皆さまに受講していただいています。
　この度は、夏休みの小学生向けの講座として、来る7月20日（土）13:00より、本学多摩キャンパスにおいて、文学部兼任講師 竹中 真也による「こどものための哲学教室」を開講いたします。

　なお、本講座は当日のご取材が可能となっております。ご取材いただける場合は、別紙 「取材申込書」（PDF）を中央大学広報室へご送付いただけますと幸甚です。ご検討の程、何卒宜しくお願いいたします。

　「子どもに哲学なんて」と思われる方もいるかもしれません。しかし現在では、世界各地で哲学教室が開講されており、教育の場のひとつとなっています。本講座では、日々起こっている一つ一つの事象にじっくりと向き合い、それらについて思考し、対話する姿勢や技術の習得を目指します。
　受講者の皆さまには、単に知識を詰め込むのではなく、自分なりに考えてみて、その考えを表現することの楽しさに触れてみてほしいと考えています。当日は、愛や友だち、お金、しあわせなど、子どもたちにも身近なテーマを予定しています。

講　師：竹中 真也（中央大学文学部兼任講師）
日　時：2019年7月20日（土）13:00～15:15
内　容：13:00～13:45　こどものための哲学教室（一限目）
　　　　13:50～14:35　こどものための哲学教室（二限目）
　　　　14:45～15:15　振り返りカフェ
対　象：小学3年生～6年生
定　員：25名
会　場：中央大学多摩キャンパス（東京都八王子市東中野742-1）
受講料：3,300円
 

　中央大学文学部兼任講師（哲学専攻）。中央大学大学院文学研究科博士課程修了。博士（哲学）。17世紀、18世紀の西洋哲学、おもにイギリス経験論の哲学者たち（ロック、バークリ、ヒューム）を軸にして、デカルトやライプニッツなどを研究。主要論文：「バークリにおける精神の形而上学」(『イギリス哲学研究』第34号、日本イギリス哲学会、2011年