教養番組「知の回廊」
3月放送の第97回「『石炭から原子力へ』の半世紀を問い直す 福島県常磐炭田から見直す『資源』の意味」について
2014年03月04日
「フラ・ミュージアムにて・中澤教授
3月放送の番組は、法学部の中澤秀雄教授による「『石炭から原子力へ』の半世紀を問い直す 福島県常磐炭田から見直す『資源』の意味」です。
JCNテレメディアチャンネルで、月・水・金 22:30~、火・木 21:00~、土 19:30~、日 14:00~の時間帯で好評放送中ですので、まだご覧になっていない方は是非ご試聴ください(YouTube中大チャンネルやiTunes Uでもご覧いただけます)!
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【番組内容】
2011年3月の東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故から、3年が経過しました。この震災を契機に日本のエネルギー政策は見直しを迫られていますが、エネルギー問題に関する議論は、しばしば原発の要、不要のように単純化されがちです。
かつて、日本の主要エネルギー資源は、石炭でした。黒いダイヤと呼ばれ、明治時代から、貴重な燃料として利用されてきた石炭は、1970年代以降、石油と原子力の推進によって、その座を奪われたかのように見えますが、実は今でも重要なエネルギー資源として利用されているのです。
日本のエネルギー政策の原点は炭鉱です。炭鉱のあった地域の変容を見ることで、私たちは改めて『資源』という言葉の定義を捉え直し、エネルギー問題を再構築することができるのではないでしょうか。石炭は地域に何を残し、原発は地域に何をもたらしたのでしょうか。今回は日本のエネルギー政策による、地域社会の変容を見つめます。
2011年3月の東日本大震災に伴う福島第一原子力発電所の事故から、3年が経過しました。この震災を契機に日本のエネルギー政策は見直しを迫られていますが、エネルギー問題に関する議論は、しばしば原発の要、不要のように単純化されがちです。
かつて、日本の主要エネルギー資源は、石炭でした。黒いダイヤと呼ばれ、明治時代から、貴重な燃料として利用されてきた石炭は、1970年代以降、石油と原子力の推進によって、その座を奪われたかのように見えますが、実は今でも重要なエネルギー資源として利用されているのです。
日本のエネルギー政策の原点は炭鉱です。炭鉱のあった地域の変容を見ることで、私たちは改めて『資源』という言葉の定義を捉え直し、エネルギー問題を再構築することができるのではないでしょうか。石炭は地域に何を残し、原発は地域に何をもたらしたのでしょうか。今回は日本のエネルギー政策による、地域社会の変容を見つめます。
いわき市石炭・化石館 『ほるる』北一斜坑詰所で説明する渡邊文久氏
3.11の地震でも破壊されなかった,いわき市石炭・化石館 『ほるる』「化石展示室」
『みろく沢炭鉱資料館』館長の渡辺為雄氏
常磐炭礦内郷礦中央選炭工場跡前にて熊澤幹夫氏
常磐製作所にて遠藤和吉社長を収録
常磐ハワイアンセンターを作った中村豊氏の銅像
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