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附属生ウェルカムイベント(多摩キャンパス)を開催しました
2024年07月17日
多摩キャンパス9号館にて行った「中央大学を知ろう」の様子
7月13日(土)に「附属生ウェルカムイベント」(多摩キャンパス)を開催し、附属高校(中央大学附属高校、中央大学杉並高校、中央大学高校、中央大学附属横浜高校)に在学する約2,500名の生徒が本学多摩キャンパスを訪れました。
附属生ウェルカムイベントは「中央大学と附属学校の教育連携プログラム」の中核となるイベントで、今年度は4つのキャンパス(多摩キャンパス、後楽園キャンパス、茗荷谷キャンパス、市ヶ谷田町キャンパス)において開催予定です。
■中央大学を知ろう(高校1年生向け)
「中央大学を知ろう」は、中央大学への愛着を深めてもらうことを目的としたプログラムです。学長から附属高校生へのメッセージ、副学長による大学紹介、本学のダイバーシティに係る取組み及び多摩キャンパス内の2つの資料館に係る紹介を行ったほか、プログラム後半には、本学若手職員による特別企画等を行いました。
まず冒頭、河合学長より「中央大学は在学生約3万人、卒業生の総数は約60万人と規模の大きい総合大学である。全国各地から学生が集まるが、附属学校の皆さんにはその『中大ファミリー』の中核として、中央大学の全ての学生をリードする存在としての活躍を期待している。恵まれた環境を活かして、大きく成長していってほしい。」とのメッセージが附属高校生に贈られました。
続いて入試・広報担当の曲田副学長より、本学の建学の精神やキャンパスの紹介、全学的な教育プログラムの紹介等がなされた後、「皆さんには踏み出す・協働することを大切にしてほしい。自分にとっての必要性・自分の興味・関心を大切にして、人生を選択していってほしい。」と激励の言葉がありました。
次に登壇したダイバーシティセンターのコーディネーターからは「中央大学とダイバーシティ」と題して、ダイバーシティの基礎知識や本学におけるダイバーシティに係る取組みについて紹介がありました。生徒の多くがメモを取り熱心に学びを深めており、プログラム終了後には実際にダイバーシティセンターを訪問する生徒の姿も見られました。
「中央大学をもっと知ってもらうためのクイズ」の表彰式の様子
後半は、本学附属校出身の若手職員企画として、「中央大学をもっと知ってもらうためのクイズ」を実施しました。この企画は中央大学に関するクイズを会場全員参加型で行ったもので、附属高校生がクイズを通じて中央大学への理解・関心を深める機会となりました。クイズの結果がタイムリーに発表されるたびに驚きの声や大歓声が上がり、会場は大変な盛り上がりを見せました。「決勝ラウンド」では4高校それぞれの「予選ラウンド」上位3名がステージに上がり、クラスメイトの熱い声援を受けながら、著名なOB・OGからのクイズに対して頭を悩ませながら回答を行いました。
そして企画の最後には、本学の応援団が登場し、附属高校生に向けたエールを会場いっぱいに響かせました。
参加した生徒からは「大学の成り立ちを知ることができ、誇りを持てました。」「今まで知らなかった中央大学の歴史や大学そのものについて知ることができました。面白かったです。」「クイズ形式などでお話を聞く中でとても楽しく中央大学について知ることができました。キャンパスの外観を知らない場所もあったので、動画で知ることができて良かったです。活動についても多く知ることができ、とても参考になりました。ありがとうございました。」「キャンパスや実学主義、中央大学についてよく分かってよかったです。一般生をリードする基幹学生となれるように、今から積極的にいろんなことをやってみるようにしたいと思いました。」などの声が寄せられました。
専門職大学院法務研究科(ロースクール)の野村修也教授の講演
■大学院連携講座(高校1年生向け)
大学院連携講座は、身近な事例などから「法」にまつわる知識を養うとともに、 本学出身の法律家の経験談等を聞き、自らの進学設計・人生設計を考えてもらうことを目的としたものです。
前半は本学専門職大学院法務研究科(ロースクール)の野村修也教授が、法典編纂論争を導入とし、身近な事案を例に「法的な思考」について講演を行いました。会場の生徒は、教授から示される例題にクラスメイトと意見を交わしながら、法的な思考方法を体験しました。
後半は、法曹三者(裁判官、検察官、弁護士)のOB・OGを招き、三者それぞれの立場から実務の紹介が行われました。OB・OGが実際に携わった事例等の紹介など、普段なかなか聞くことができない法曹三者からの貴重な話に、生徒は真剣な眼差しで耳を傾けていました。
参加した生徒からは、「大学が法を作るために生まれたということが知れてよかった。」「これまで検察官は…こういう仕事だ、弁護士は…こんな感じだよね、と勝手に思い込んでいたが、裁判官、検察官、弁護士などの仕事も、意外な点があったり、実は日常にすごく関係していたりと興味深いお話だった。」「実際お仕事されている方の話を聞くことができて、将来の参考となる情報をたくさん聞くことができて嬉しかったです。」といった声が寄せられました。
8号館で行われた学部選択セミナーの様子
■学部選択セミナー(高校2・3年生向け)
多摩キャンパスに設置されている経済学部・商学部・文学部・総合政策学部・国際経営学部の5つの学部の教職員・附属校出身学生等が登壇し、学部選択時に役立つ情報の提供を行いました。
参加した生徒からは「附属校出身の生徒が大学進学後どのように生活しているのかが詳
しく紹介されていてとても良かったです。大学進学へのモチベーションが高くなりました」「説明している大学生が、明確な目的を持ちながら大学生活を送っていることがよく伝わってきた。とても良い刺激をもらえた」などの声が寄せられました。
(参考)経済学部ニュース:附属校向けの学部選択セミナーに600人超、附属卒の学生によるトークセッションなどが行われました
■法と正義の資料館
2024年4月に開館した資料館のうちのひとつ「法と正義の資料館」においても、高校生プログラム「”正義”の扉を開こう」を実施しました。第1部では、「法と正義の資料館」の常設展示室と企画展示室から「正義」と「不正義」を探し出し、第2部においては、それぞれが見つけた「正義」と「不正義」を参加者でディスカッションして発表を行いました。
引き続き8月には、茗荷谷キャンパス(法学部)、市ヶ谷田町キャンパス(国際情報学部)、後楽園キャンパス(後楽園)にて附属生ウェルカムイベントを開催します。附属高校生のお越しをお待ちしております。