国際連携・留学
中央大学をアップグレードするためのアイデアコンテスト 結果発表
2025年01月20日
たくさんのご応募ありがとうございました。
中大生から寄せられた応募作品総数208点の中から、見事に入賞された方々の作品を発表します。
審査委員長 総評
中央大学で今年度「グローバル・アントレプレナーシップ・フェア2024」を初めて開催しました。このフェアを締めくくった「中央大学をアップグレードするためのアイデアコンテスト」に、様々な学部・研究科のみなさんから、合計208件もの応募をいただきました。A4・1ページに込められた彩り豊かなアイデアは、審査にあたった私たちをワクワクさせました。ご応募どうもありがとうございました!
提案には、アプリを使った情報共有、キャンパス内の空間活用、イベントの開催などが多くみられました。選んだ手法は似ていても、解決すべき課題の捉え方、解決策の実現可能性、表現方法に違いがみられましたので、こうした点に着眼して審査しました。
中央大学という身近な場での課題をみつけて、解決策をかたちにするというチャレンジは(しかも学期末の忙しい時期!)、みなさん自身を着実にアップグレードする営みであったと思います。
中央大学が育成を目指すグローバル・アントレプレナーシップは、世界市場を狙う起業家といった限定的なグループを意味するものではありません。多様な背景を持つ人々の幸せにつながるなら、自分が挑戦してみようというマインドです。これからも豊かな発想をかたちにしながら、未来につなげてください。
中央大学副学長 国松 麻季
グローバル・アントレプレナーシップ教育推進委員長
We're excited to announce that Chuo University successfully held its first "Global Entrepreneurship Fair 2024" this academic year. The fair concluded with the "Idea Contest: Upgrade Chuo University," which received an impressive 208 submissions from students across various faculties and graduate schools. We were truly inspired by the creative ideas packed into single-page proposals. Thank you to everyone who participated!
Many submissions focused on mobile app-based information sharing, creative use of campus spaces, and event planning. While some approaches were similar, we evaluated entries based on their unique perspectives on challenges, feasibility of solutions, and presentation style. Taking on the challenge of identifying and solving problems within our university community (especially during the busy end-of-term period!) has undoubtedly helped you grow and upgrade your own skills.
The global entrepreneurship we aim to foster at Chuo University isn't just about creating startarts targeting global markets. It's about developing a mindset where you're willing to take initiative when you see an opportunity to make people's lives better, regardless of their background. We encourage you to keep developing your innovative ideas and turning them into reality for a better future.
Maki Kunimatsu
Vice President, Chuo University
Chair, Global Entrepreneurship Education Promotion Committee
受賞作品
中大チェンジメーカー賞(1名)
3万円分のギフト券
村上 一真
CHU-Review
◆審査員コメント:「CHU-Review」は、学生目線での授業情報提供を目的とした優れたアイデアです。学生が直面する情報格差を埋め、受講する授業選択を効率化する点で、非常に実用的かつ意義深い取り組みであると思います。また、インセンティブ制度や広告によるマネタイズの導入も、長期運用を見据えた工夫が見られます。特に、留学生や情報収集が苦手な学生をサポートする仕組みは、多様性のある学習環境づくりに貢献する素晴らしい発想です。
スマートソリューション賞(2名)
1万円分のギフト券
Kai
「中央大学 桜祭り」 の開催
◆審査員コメント:美しいソメイヨシノを学外の方にも楽しんでいただける資産と捉え、交流の機会を提供しようという発想が素晴らしい! 秋の白門祭と並ぶ開かれたキャンパスを実現する行事になりそうです。
たまりん
CHUO-SILICON VALLEY
◆審査員コメント:アントレプレナーシップ・マインドを醸成していくために、語学学習という点から関心層を拡げよう狙いが大変Goodですね。コミュニティ・スペースがあることで視覚的なアピール効果も高いでしょう。
インスピレーション賞(10名)
3000円分の図書カード
M
日本の「学校」体験を通じた国際交流
◆審査員コメント:現在、教職課程の学生が地域の学校に行ってプログラミングなどを教えるGakkoプロジェクトがあり、教職課程の学生らの教育指導力向上に一定の成果を挙げています。学内で、留学生の皆さんに日本の学校を体験させて、教職の学生が先生となるアイディアは大変面白いです。
グエン
Campus Mini Farm Project
◆審査員コメント:このアイデアは、中大の未利用地を活用して、学生参加型で環境に優しい取り組みを推進するという素晴らしいものだと思います。地域連携や持続可能性の実現を目指して、大学全体のエコ意識向上に貢献する点がとても魅力的です。
すーぱーかぴばら
たくさん歩いてみんなで再エネ振動発電プロジェクト
◆審査員コメント:中央大学の特徴を活かした再生可能エネルギー活用の斬新なアイデアだと思います。コストはかかりそうですが、学生や歩行者の移動を発電に活用することで、環境負荷低減と学生の意識向上を両立する点が非常に良いと思います。
たいみかん
「Cボトル」からはじめよう~心に響くキャンパスをあなたと一緒に
◆審査員コメント:新しいアイデアではないものの、ニーズもあり良い着想だと思いました。水に絞るなど、やり方を考えれば十分実現可能で、大学にも学生にもメリットのあるような成果になりえると感じます。
Alex
Global Horizons Fair
◆審査員コメント:留学に行きたいと思っている学生に対して非常に有効なアイデアだと思います。特に交換留学生の協力を得て、留学をより身近に感じてもらうという工夫はとても素晴らしく、これまでの中央大学になかった視点として非常に高く評価できると思います。
チュープリンス
お試し講義で充実した学びを!
◆審査員コメント:履修登録のミスマッチを防ぐために動画を活用しようという発想が良いですね。もう一歩踏み込んでシラバスそのものを動画化するというアイデアにも繋がりそうです。
Luna
スマホを置いて、心を充電!「カラフルリフレッシュコーナー」
◆審査員コメント:ITやスマホの活用という提案が多い中で、逆転の発想に基づく提案である点が目を引きました。デジタルデトックスを個人で行うのではなく、この空間で対話による交流が出来ることや、色による癒し効果と学部カラーにも配慮されていて実現が楽しみなアイデアであると好感が持てました。
Brownie
Forest Gateway x Movie Theater
<コメント>海外大学のようにオンキャンパスで映画が見れるのは楽しそうですね。メディアラボには充実した映画コンテンツもあり、既存施設を有効活用する良いアイデアだと感じました。
中央大学ドローン研究会
中央大学みんなの広報部
◆審査員コメント:サービス購入者である学生が情報発信をすることがサービス提供者(大学)のブランド価値を高め、そのプロセスを通じて学生自身の成長に繋がります。実現可能性が高く、やり方によって効果も大きいと感じます。
中央大学ドローン研究会
中央大学CMコンテスト
◆審査員コメント:メディア編集が手軽に行える時代だからこそのアイデアですね。参考とした自治体の動画コンテストもレベルが高く、学生発信のメディアクオリティには大変期待感が持てます。また、中大生自身が中央大学の魅力を発信するということで大学広報とはひと味違った魅力あるCMができそうです。
共感アイデア賞〔特別賞〕(2名)
1000円分の図書カード
吉村
国際交流 × 学食
◆審査員コメント:留学生の強みを活用しながら、学内における国際交流を活性化させるためのアイデアとしては、実現可能性も高いと思います。また、実施までに一定のサイクルを回すことで、その中に学びのプロセスも入るので、単なる企画という枠を超えた取り組みとなっていると思います。本学の名物になるとよいですね。
尾川 史典
中大スーパーアプリB-MINUS
◆審査員コメント:Cplusの課題を解決するためのシステム改善案が包括的にまとめられています。課題解決プロセスやインターフェースの具体的なイメージも良くできていると思いました。
▼最終候補に残った、他22点をご紹介します






















貴重なアイデアをご応募いただき、心より感謝申し上げます。
グローバル・アントレプレナーシップ教育推進委員会
事務局:国際センター事務室