
2016年3月大学院理工学研究科電気電子情報通信工学専攻博士課程前期課程修了
松井 芳樹(東京都立新宿高校)
International Conference On Informatics In Control Automation And Robotics(制御、オートメーション、ロボット工学における情報工学に関する国際会議)
2015年7月21日~23日
コルマール(アルザス・フランス)
私は7月の21日から23日の間にフランス、コルマールで開催された制御、オートメーション、ロボット工学における情報工学に関する国際会議に参加してきました。フランスのスイス寄りの山の中にあり、白ワインで有名なアルザス地方の小さな町コルマールで行われました。
私は初めての海外であり、とても緊張して成田空港から飛行機に乗りました。夜中に日本を出発しイスタンブールで4時間のトランジットを経て、スイスのバーゼル空港に到着しました。スーツケースを受け取り、長い空の旅の疲れとロストバゲッジしなかった安心から気が緩んでいたのでしょう、発表に使うポスターを空港のベンチに忘れて町へ向かってしまったのです。私がポスターを忘れていることに気が付いたのはバーゼルの町でスーツケースをロッカーに入れる時でした。出発時からポスターがロッカーに入るか心配していたのですがその心配が功を奏し、空港から30分のところで気付くことができました。急いでバスに乗って空港に戻り、つたない英語で必死にポスターについて説明しました。最後には理解してくれたのですがポスターは見付からず、掃除の方が捨ててしまったか、誰かが持っていってしまっただろうと言われました。

町の風景
その後実施されたオーラルセッションでは英語を母国語としていない方が多く発表され、自国のなまりのある発音にもかかわらず自信を持って説明をされているのを目の当たりにし、私も発音などを気にしないでどんどんしゃべることが重要だと学ぶことができました。これから多くの場面で英語を話すことがあると思うので頑張りたいと思います。海外の学会で発表することは今後の研究活動においても、仕事をする時においてもとても良い経験になるので機会がある学生はぜひ行ってほしいと思いました。