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「中央大学・タマサート大学コラボレーションセンター (中央大学タイ・オフィス)」開所式およびシンポジウムを開催

2015年03月26日

 
開所式およびシンポジウム
**スケジュール**
オープニング・セレモニー
開会の挨拶
来賓スピーチ
リボンカット
レセプション
シンポジウム
第一部 両大学の学生によるプレゼンテーション
第二部 両大学の教授、ゲスト講演者によるパネルディスカッション
 2015年3月21日(土)、タイ・バンコク市内のタマサート大学タープラチャン・キャンパスにて「中央大学・タマサート大学コラボレーションセンター (中央大学タイ・オフィス)」の開所式、レセプションおよびシンポジウムが開催されました。

 本学は昨年12月に、タマサート大学法学部との間でオフィスを設置する契約を結んでいます。これに伴い、このたびタマサート大学タープラチャン・キャンパスの法学部棟にオフィスが設置され、その開設を記念して式典が行われました。

 開所式、レセプションには、本学より酒井正三郎総長・学長、大村雅彦常任理事(国際連携担当)、武石智香子副学長・国際センター所長、スティーブン・ヘッセ国際センター副所長ほか、法学部、商学部の教職員、学生が出席しました。このほか、タイからタマサート大学のSomkit Lertpaithoon学長やNarong Jaiharn法学部長をはじめ多数の教職員の参加が得られ、在タイ日本大使館や国際協力機構(JICA)タイ事務所など、在タイの日本国関係諸機関からのご来賓の方々も含め、総勢約120名が出席しました。

 開所式、レセプションの後に行われたシンポジウムは、二部構成で実施されました。第一部は「インターネットにおける表現の自由とプライバシー・名誉」をテーマにした、英語による学生のプレゼンテーション、第二部は「グローバル人材育成と教育の果たす役割」をテーマに、両大学の教授、ゲストの方々をパネリストとしたパネルディスカッションが行われ、オーディエンスも含めて活発な意見交換がなされました。

 本学はこれまでもタイにおいて多様な交流と知見の共有を図ってきましたが、今回の拠点開設に伴いタマサート大学との関係がより深まっただけでなく、バンコク、タイにおける他大学・他機関とより一層の緊密な連携が期待できます。本学はこの拠点を活用して、タイやASEAN地域における教育・研究・社会貢献活動を今後も一層活発に展開してまいります。
【タマサート大学】
Thammasat University
設    立:1934年
本  拠 地:タイ・バンコク
キャンパス :4ヵ所
      タープラチャン・キャンパス(バンコク)
      ランシット・キャンパス(パトゥムターニー)
      パッタヤー・キャンパス(チョンブリー)
      ラムパーン・キャンパス(ランパーン)
学    部:17学部
学 生  数:学部生、大学院生を含め約3万4000人

タイ屈指の名門国立大学。「タイ民主主義の父」とも称される政治家、首相のプリーディー・パノムヨンによって創立。タイで2番目に歴史があり、過去には民主化運動の起点地にもなった。法律、政治の分野で特に秀でており、タイ王国首相も複数、輩出している。国内で著名な法学部のほか、教養学部、工学部、医学部などの学部を開設。留学先としても人気があり、欧米などを中心に世界各国から学生を受け入れている。

オープニング・セレモニー

オープニング・セレモニー
セレモニーには本学とタマサート大学の教職員、在タイ関係機関と在タイ大学の来賓のほか、本学から現地調査に訪れていた学生らが参加しました。酒井正三郎総長・学長、Somkit Lertpaithoon学長(タマサート大学)から開会の辞が述べられ、その後、小林茂紀参事官(在タイ日本大使館)が中央大学タイ・オフィスの開所を祝してスピーチしました。会場には多くの出席者が集まり、盛大なセレモニーとなりました。
 

リボンカット

リボンカット
中央大学タイ・オフィスの前では、酒井正三郎総長・学長とSomkit Lertpaithoon学長(タマサート大学)によるリボンカットが行われました。スティーブン・ヘッセ国際センター副所長の進行のもとリボンが切られると、参列していた教職員、来賓の間からは拍手と歓声が上がりました。その後、酒井総長・学長、Somkit学長、Narong Jaiharn法学部長(タマサート大学)、小林茂紀参事官(在タイ日本大使館)の4名で中央大学タイ・オフィスに掛けられたカーテンを開き、看板をお披露目しました。
 

レセプション

レセプション
タマサート大学内では、開所式およびシンポジウムの参加者を招いたレセプションが開かれました。レセプションはNarong Jaiharn法学部長(タマサート大学)の挨拶で始まり、タイ料理がふるまわれました。両大学の教職員、学生のほか、在タイ日本大使館、JICA、日本の大学関係者などのご来賓、本学のOB会組織である学員会支部バンコク白門会の会員が参加し、交流を深めるよい機会になりました。
 

シンポジウム

シンポジウム
「グローバル人材育成と教育の果たす役割」に関するシンポジウムが開催されました。第一部のプレゼンテーションでは、両大学の学生が「インターネットにおける表現の自由とプライバシー・名誉」をテーマに発表。第二部のパネルディスカッションでは、武石副学長・国際センター所長、Nitinant Wisaweisuan副学長(タマサート大学)、俵 幸嗣一等書記官(在タイ日本大使館)、池田修一所長(JICA)、Rattana Lao教授(タマサート大学)をパネリストとして、「グローバル人材育成と教育の果たす役割」について議論されました。