全学連携教育機構(全学的教育プログラム)

【FLPジャーナリズムプログラム】松野ゼミの取材・執筆活動が「日本赤十字社賞」を受賞!

2019年11月22日

中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミの活動の一環で取材・執筆したルポルタージュ『米国ユタ州の日系人収容所を訪ねて』が、「第三回ヤングリポーター・コンペティション」(主催:赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表部、早稲田大学ジャーナリズム大学院)において、「日本赤十字社賞」を受賞いたしました。

<取材・執筆者、受賞者>
総合政策学部3年 柳沢直己(FLP松野ゼミ・ゼミ長)

<受賞作品の概要>
『米国ユタ州の日系人収容所を訪ねて』
第二次世界大戦中、米国に住む日系人は、潜在的なスパイとなることを疑われ、「敵性外国人」として強制収容されました。その暗い歴史から70年以上が経過した現在、再び、「米国は敵性外国人を強制収容すべきだ」という主張がインターネット上にあふれ出しています。それを知った柳沢は、日系人強制収容の歴史に興味を持ち、米国ユタ州へと向かいます。そこで出会ったのは、幼少期に強制収容された経験を持つ日系人のテッド・ナガタ(八三)さんとリリー・ユリコ・ナカイ・ハーベイ(八七)さんでした。サソリと寒さに悩まされ続けた収容所生活、終戦後も続いた差別、現在も残るトラウマ。柳沢は、取材の最後に、トパーズ収容所跡地を訪れ、今も残る日系人の生活の痕跡を見つけます。そして、日系人収容所の歴史を若い世代が後世につないでいく必要性を実感します。 


<第三回ヤングリポーター・コンペティション>
http://jp.icrc.org/event/yrc2019-results/

<問い合わせ先>
FLPジャーナリズムプログラム松野良一ゼミ
MAIL :matsuno◎tamacc.chuo-u.ac.jp(◎を@にかえて送信してください。)

 以 上