後楽園キャンパス・市ヶ谷田町キャンパスの学生生活サポート

【実施報告】交通安全キャンペーン(オートバイ実技教室)を開催しました

2018年05月14日

 2018年5月8日(火)後楽園キャンパス屋外多目的広場にて、交通安全キャンペーンの一環として「オートバイ実技教室」を開催しました。
  警視庁富坂警察署のご協力により、講師として、富坂警察署交通課の皆さんの他、交通部女性白バイ隊員「クイーンスターズ」から3人、第5方面交通機動隊から1人をお招きし、講習と実技指導を行いました。
  あいにく季節外れの寒波に襲われ、しかも今にも泣き出しそうな空模様で、参加予定の学生がなかなか集まらないということがありましたが、今年は学員会日野支部二輪同好会の皆さんや、中央大学高校の先生も参加してくださいました。
  まず、大型モニターで実際の交通事故の映像を見ながら、オートバイ事故の特質、注意すべきポイントについて、富坂警察署交通課長から講義。続いて女性白バイ隊員の皆さんにご指導をいただきながら、服装点検・車両点検について説明と各自のオートバイを点検する作業。次に自分のオートバイに座って、乗車姿勢について個別に指導を受けた後、実技指導に移りました。
  初めに女性白バイ隊員が会場に設置した特設コースで、スラローム走行や超低速走行、30cm幅の一本橋走行等の模範走行を披露。続いて参加者が自分のオートバイを使い同じコースを走りました。白バイ隊員は簡単にコースを走っているように見えましたが、参加者はスラローム走行でパイロンに接触したり、一本橋から落ちたりと悪戦苦闘。それでもポイントごとに丁寧な指導を受けながら3周、4周と周回を重ねるうちに次第にコツをつかんで、目に見えて上達していきました。
  参加者の実技指導が終わり、第5方面交通機動隊の講師が参加者の大型バイクで一本橋走行に挑戦。持ち主がなかなか渡りきれなかった一本橋を座位、立位でそれぞれ一発でクリア(しかも驚異的な低速で!)。参加者からは思わず感嘆の声が漏れました。最後に女性白バイ隊員3人が縦に並んで特設コース内をデモンストレーション走行。小柄な女性が身体の一部であるかのように排気量1300ccの大型バイクを操る姿に拍手がわき上がりました。
  参加者からは、「運転技術には自信があったのだが、まだまだ未熟だと思った。」「講習を受けただけなのに、手も足も疲れてパンパン。平然と大型バイクを乗りこなす白バイ隊員の皆さんの凄さに驚いた。」といった感想が聞かれました。
 
  学生部では今後も、交通安全への意識向上を図るための企画を行っていきます。

※本企画には、日本郵便小石川郵便局の皆さんにもご参加いただきました。